【フランキーさんとわたし】No.13
フランキーさんはカケヒキがお得意
まだ寒い日の
ある日
ラウンジ終わり
おイヌさま達のお散歩タイムも終わり
そろそろ帰るーって
マサミちゃんに言うと
「みーちゃん今から市場にいきましょ」
と
マサミちゃん
まぁいいかってな感じで
マサミちゃんのラウンジから
車で10分ほどの
京都の大きな市場へ
まだ薄暗い明け方
市場の中は働く人だらけ
マサミちゃん、目をつけたお店の大将に
欲しいお品指さして
「これ、まからへんの?(値引きして)」
と
お店の大将ムッとして
「まけられへん
おかあさんあっち行って」
と
手までつけて追い払らわれる
見てたわたしがムッとしたのに
当のマサミちゃん気にも止めず(笑)
数店まわり、気に行ったお品購入
「みーちゃん戻りましょ」
(えっ、どこに?)
戻り先は、追い払われた
最初のお店
(えーっ、ないわ、さっき怒られたやん)
マサミちゃんメンタルつよし
また欲しいお品指さして
「これ、まからへんの?(値引きして)」
と
お店の大将さっきより
ムッとして
「まけられへんから」
と
「そう、みーちゃんいきましょ」
と
マサミちゃん
帰るのかなーって
思いきや
また市場の中をぐるぐる歩き
追い払われた
最初のお店へ
マサミちゃん今度は
見定めてたお品2点もち
「はい、これで2千円ホホホー」
大将、失笑
袋取り出し、お品、袋に
マサミちゃんカケヒキお上手
メンタルつよすぎ
わたしにはムリかな(笑)
※実話です
(補足)
現在京都の市場は小売はしてないそうです