QC2

　先週から仕事で嫌だ嫌だと思っていたことがついに発生した。QCの話し合いである。今年は私が発表を担当することになっており、その為の資料作成やQCそのものの進行も私が主導するのだが、私はQCの進め方がよくわかっていない。どころか、QCの何たるかも理解していない。

　2週間前の段階で既に発表のためのパワーポイント資料の叩き台を作っていて、先週の月曜の時点で提出した上司にボロクソに言われていた。なので、話し合いの時間にあった暁にはこき下ろされて碌なことにならないと思っていた。しかし、結局先週の間は話し合いの場が作られず、1週間先にある嫌な出来事に怯えて胃を痛め続ける羽目になった。

　なので、今日ようやくその時がやってきたのは悪い気持ち反面、先にある嫌なことが片付いてよかった気持ちもある。こんなことがないに越したことはないのだが。QCのやり方がよくわかっていない以上、やりたくないという思いは非常に強い。

　ともあれ、案の定ボロクソに言われたものの、私一人ではことが進まないということで、全員で意見を出し合って形にすることになったので、私一人で悩み続ける必要がなくなったのは幸いである。最終的に仕上げるのは私なので、1番面倒な部分を担うことに変わりはないのだが。どう転んでも、1ヶ月後には発表会をやって私のQCは終了するので、そこまでの辛抱である。

　それより、2週間近く苦しんだ上、ボロクソに言われても耐えたことへのご褒美を自分に与える必要がある。前回ご褒美を用意したのは、同じQCの話し合いを乗り越えた時の『ミッションインポッシブル』だろうか。運よく、今は『ジョン・ウィック』の新作が封切りになっている。明日は映画が会員料金で安く観れるし、観に行くのもいいかもしれない。