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ホットラインマイアミ2をクリアしての感想。

1をクリアしたんだから、2もやらなきゃないよね。」という使命感から、連続してプレイ。


『Hotline Miami 2: Wrong Number』は、『Hotline Miami』からさらに加速したバイオレンスと前作で流れた血に対する報復を描きながら、その物語に破滅的な終止符を打つ。自警団、刑事、作家など、それぞれの思惑が交錯しながら巻き起こる最上級の暴力が、現実を再びネオンと血にまみれた鮮やかな世界へと突き落とす。
(公式よりコピペ)

前作も時系列が(演出と相まって)把握するには難しいのですが、今回はさらに複雑になります。というのは。

・前作の「ジャケット」(主人公)が起こした事件を元に映画撮影を行う監督
・前作の「ジャケット」(主人公)が起こした事件に感銘を受け、模倣犯となっているチンピラグループ
・連続殺人事件を追っている刑事
・その刑事の知り合いで、ネタに困っている作家
・マフィアの幹部
・前作の「ジャケット」(主人公)の戦友
・脅され、やむなく事件に関与している一般市民
・思想の強い自分勝手なデブ
・マフィアグループの息子(次期頭領?)

(抜けはないはず、たぶん)

主要人物が大きく分けて2人(ジャケット・バイカー)だった前作と比べ、今作は上記のように人数が増加し、さらには時系列もバラバラなのでより複雑になってます。

ゲームそのものについては1で書いているので割愛します。

前作より良くなった点

音楽
前回のBGMもよかったんですけど、今作のBGMはさらに磨きがかかってます。不気味さというかカオスというか。
特に12ステージ目の音楽は聞いた時、なんだこの曲!すげー!って空き部屋に行って音楽だけ聴いてました。

他にも名曲はたくさんあります。サントラ聞きましょう(直球)

会話の多さ。

後にストーリーに絡んでくるかと思った
例えばコレは部下に指示を出すシーン
SS見たらウインクしてたんだ。

登場人物が多い分だけ、会話が増えたと思います。
前回は幻覚・自分自身との会話か相手の命乞いくらいだったので。

・グロテスクさ。

この人は一番の被害者なのかも。

内臓、出るようになりました。
武器にチェーンソーが出てくるから。。
チェーンソーが武器の
Alex&Ashの姉弟は使っていて面白かったですね。銃の補充ができることをハードモードに入ってから気づきました。
大男相手にチェーンソーでどーすんだろ・・・あ。ってドン引きしました。
(数分後には音にも慣れる)

作家は銃や刃物が使えないという制限がありますが、制限を解放する事もできます。狂気にとりつかれた瞬間なんだな、と悟りました。
刑事は元から狂気にとりつかれているけど。最後はアレだけど。

あとは限定ですが、火炎放射器。使った瞬間、「えっ、えぇ、うわぁ」ってドン引きしてすぐにミスりました。やたら固いデブも一撃なんです。

汚物は消毒だー!ができる。
振り回してるだけで一気に片づけられる。

・カオスっぷり
時系列がバラバラなので「この人、あれぇ?」ってなったり。
特にラストは、おクスリ・ガンギマリで別世界に行ってしまうのでマザー2のムーンサイドとかああいう気持ち悪さがあります。敵も歪んでいるし。

普段はイケメンなんですよ
特別なエフェクトがかかっているのか
SSでもグニャグニャして見える気がする

登場人物が増えた事と、「このゲームにハッピーエンドなんてありえない」と割り切っている人にとってはこのカオスさはたまらないと思います。「1」の謎が解ける部分もあるので。

時系列が動く時に出るこの演出。
「ビデオテープ」を経験している世代にとってはすごく良い演出です

前作より悪くなった点

一部のマップが広すぎる
ホントこれ。声を大にして言いたい。敵が超反応で対応してくるのは相変わらず。広くて見えないのに相手は視界の外から撃ってくる。何十回舌打ちしたのかわからない。確かあの辺にいたはず、って覚えて撃つか、他の敵がいないことを祈って恐る恐るグルっと回るか、みたいな動きになります。
基地内でガラス数枚離れてるところから撃たれた時、「は?」って真顔になりました。えっこの距離見えるの?って。

戦場ステージが実は弾数無制限って気づくのが遅すぎた。

刑務所ステージの、異常な反応速度で銃弾をしゃがんで回避する敵(囚人?)はなんなんだ。あれ本当に人間か?超高速タックルしてくるし。

・マップが広いから敵も多い
そりゃ広くなればその分、敵も増えますよねー。という感じです。1のラスト、警察ステージみたいなゴチャっと感が続きます。

一応遮蔽物はあるんだけど、視界の限界がある。
このステージに関しては音楽も相まってハイテンション保てます

・マスクの弱体化
1ではステージごとに変更できましたが、登場人物の増加により固定だったり、「いやコイツにこのマスクはどうなの」みたいなところがあったり。
一番使えねぇなぁ、って思ったのはデブのマスクのDallas。ヌンチャク装備。ブルースリーみたいにヌンチャクの「見せ場」の硬直時間があり、反射速度を求められるこのゲームでは無謀極まりないです。

・ハードモードの理不尽さ
部屋入って即死ぬとかフツーです。えーとつまりここは右に行ったらダメだからこっち行って、ハイ死んだ。アカン。えぇ・・・。
って何度か頭抱えました。Wiki見ると開発者も「なんでハードモードなんて作ったんだろ」って後悔してるそうです。
トロコンしましたけど、最後の方はもう超チキンプレイでした。

トロフィーに「ハードモードで全ステージA+以上取る」があったら。
たぶんコントローラー投げてたかもしれません。

個人的にこのトロフィーはすごく好きだった。
ワンショット・ワンキル。

登場人物や世界観については、「ホットラインマイアミ 考察」とかでググると色んな人が海外のファンサイトを和訳・解釈して書いていたりするので非常に面白いです。ファンアートも多いです。

ワンちゃんの鎖を持っているの
描写が細かいなって思いました。

グロい話が続いたので閑話休題。
私の住んでいる県には「キングオブチキン」というマスコットがおりまして。岩手県九戸村の英雄、ひいては岩手県の英雄ですね。
明らかにニワトリの被り物をしている人間。失礼。
鶏人間です。以前はスーツでしたが、最近はスカジャンを着ていることも多いそうです。

ニワトリの被り物スカジャン・・・妙だな・・・。

本物。
数分間で30人くらい殺す方
実写版「ジャケット」
嘘つきましたすみません

街中で出会ったらどうしよう、先手必勝でバットで殴りかかってもいいのかな、いや勿論ダメでしょうね。おまわりさんに怒られますね。
こないだテレビに出ていたので、共通点に気づきました。

閲覧、ありがとうございました。

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