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Cult of the Lambをクリアしての感想。

前の会社にいた時、ゲームが好きだという同僚に「何かおススメあります?」と聞いたところ「カルト宗教の教祖になって村を洗脳するゲームがあるんですよ!異端者は生贄にしてその肉は食料になるんです!めっちゃ面白いですよ!」と満面の笑みで勧められました。

あの子、色々病んでたのかな。


『Cult of the Lamb』であなたが演じるのは、破滅の危機から謎めいた存在に救われた悪霊憑きの子羊の役。彼の名の下に忠実な信者を増やすことで、その借りを返さなければならない! 偽りの司教の土地で教団を立ち上げ、崇拝者たちによる忠実なコミュニティを作るためにさまざまな謎多き地域を探索し、自身の教えを広げながら真なる教団を築き上げよう。

信者を鍛え上げよう
新たな建造物を作るために資源を収集し、神々を鎮める闇の儀式を執り行い、信者の信仰心を深めるための説教を行おう。

信心無きものには裁きを
広大な自動生成型の世界を探索しながら司教たちの軍勢と戦おう。そして、他の教団の力を取り込むために教祖を打ち倒し、自身の教団の支配力を強めていこう。
(公式よりコピペ)

クリアした時から結構時間が経っていて、今は色々追加パッチがあるようですね。以下は、クリアした当時の情報になります。(2022年8月頃)

プレイ開始。オートセーブです。
買った当時はバグがありましたが、アップデートで直りました。

王冠を受け取り、教祖になります。
ヌイグルミみたいな可愛いデザイン!

まずは開墾作業。
だだっ広いだけの原野の木を伐り、岩を砕き、資源を集めます。畑を作り、種を植え、作物を育てます。食事を作り、信者に提供します。
教団を活発にするため、信者の思考を読み取りましょう。会話し、ご機嫌を取りましょう。礼拝堂を作り、信者の為の寝床(寝袋)も作成します。病気になった信者の為に治療所も作りましょう。トイレは大事です。

そうそう、こういうハートフルな経営シミュレーション!
いいなー癒されるー!

さてと、毎日朝になったら説教して信仰心をキープしないとなー。

ニコニコ笑顔が怖い。

このゲームは大きく分けて、二つのパートに分かれています。

ひとつは上記の開発パート。
朝に説教をして信仰心を高め、開拓し、資源を消費して信者の為に施設を設計します。信者に指示を出すことで効率よく作業を進められます。
教条を作ったり、寄進をむしり取ったり募ったり。
信者の空腹度、健康、信仰心。ちゃんと確認しましょう。
教条の設定によって、プレイスタイルが変わります。

目がガンギマリ。

もうひとつは、ダンジョンパート。
ダンジョンに行き、武器を選択し、モンスターを倒し、資源を集め、信者を助け、ボスと戦います。結構、血やらなんかのヤバメの色の汁がドボドボでます。回避の動きに慣れましょう。ローリングがなんかスタイリッシュ。

武器の選択はランダムです。
攻撃速度が速いけど弱い、遅いけど一撃が強い。とか。
自分のアクションスタイルに合わせましょう。ゲームが進んでいくと、強力な武器が増えていきます。当然、敵の攻撃も激化します。

ダンジョンパートはぶっちゃけると、ゼルダの伝説な感じですね。
(ファミコン版と、神々のトライフォースしかやったことないけど)
フロアに移動すると、そこにいる敵をすべて倒さないと次に進めない、という感じの展開です。

ボス戦。
キャラクターデザイン自体は可愛いのに、異形。
逆にそれが不気味というか、異常さを際立たせています

このゲームには時間の概念があります。
信者は朝起きて、夜は寝る。
村にいても、ダンジョンにこもっていても時間はひたすら流れます。結果、どうなるかというと信者はいずれ寿命で死にます。

サイコロゲームに没頭するとか、釣りに数日明け暮れるとか。
もってのほかです。サイコロゲーム超面白いんですよ。

画面左側にリアルタイムで情報が入ります。
最初見た時
えっ。はぁ!?って思わず声が出た。

死んだ信者の死体は、そのままその場に放置されます。

なるほど、確かに。
死体を見た信者はゲロ吐きます。
そうだね。埋葬は大事だね。
ん?いや、あのさ。
ダメだよーそれはダメだよー
やりおった。
あー。あーあーあー。
あちゃー。
カニバカニバリズムぞ~カニバリズムぞ~♪ってイマドキの子は知らんかも

個人的には、このトロフィー取った時に「・・・うーん、今日は寝よう」と中断しました。
翌日。会社で、仕事中に相談しました。

「あのゲームで、信者が寿命で死ん」
「え、料理にするに決まってるじゃないですかwww即っすよwww」

被せ気味に言われました。あの子マジで病んでたんじゃねーの

このゲームは信者の名前・キャラデザは基本ランダムなのですが、自分で変更もできます。もしかしたら番号だけとか、全く同じデザインとか、「メンチ(非常食)」とかつけてたのかもしれませんね。

見た目・色・種類。結構種類があったり。

あ、念の為に書きますが。
ちゃんと畑作ったり魚釣ったりしていれば食料には困らないです。

ゲーム自体はというと。
結構忙しいゲームです。朝は説教。クエストをこなしたり、信者から「〇〇してほしい」と色々要望が入ったり。信者が増えたほうが効率が良い・・・のだろうけどその分、人数が増えるという事は、数日おきに寿命で死にます。また、敬虔な信者ばかりでなく反発するもの、悪評を周囲にまくものもいます。そういうのをどう解決していけばいいのか。

えぇと。生贄にしましょう(極論)

この笑顔の後が、結構グロい。
CERO:Bじゃないよ、キャラデザでごまかすなよ(正論)

正直言うと、高齢化が進んだ信者には犠牲になって貰いました。
反逆者の、目が血走り頭イカれてんなって思わせるようなデザインは、殺害を示唆しているのか・・・?
死者は、儀式によっては復活させることもできます。

死だけではなく、出会いもあります。結婚!
(アップデート後はなんと子供も生まれるのだとか?)

昭和社会にはいたよね、やたら仲人役したがる世話好きの人

かーらーの。

即オチ2コマかな?

配偶者とはチューできます、キッス、口づけ、接吻。
周囲から「あーこいつら物陰でチューしてたんぜチュー!」みたいな、学生の甘酸っぱい青春みたいな冷やかしはないので悪しからず。

インベントリ。結構ゴチャってる。
アイテムを個別にプレゼントしてご機嫌を取ったりできます。
どういう状況だっけ・・・
ラップバトルかな?フリースタイルかな?
(すっとぼけ)
終盤。
同じ施設をひたすら固めるの好き。
シムシティみたい。

ダンジョンをクリアしていくとラスボスがいて、ラスボスと決着をつけるとひとまずのクリアとなります。あとは、トロフィーを埋めたり教祖ライフを満喫することになります。

クリア。

トロフィーに関しては。
各ボスをノーダメージで倒すがあります。ボスは範囲攻撃をしてくるので完全回避が難しく、うーん。。。という感じで諦めました。

信者の力を借りて、STGのオプションみたいに
補助的な攻撃等をさせることもできます。
・・・何日生きてんだコイツ

このゲームは
信者を増やす教祖ライフに没頭したい方
・昔に中二病こじらせて、海外のカルト宗教団体の末路とか調べた方
・ぬいぐるみみたいなキャラデザに癒されたい方
・用無しは切り捨てる!と権力を振りかざしたい方

なんかにお勧めです。プレイステーションストアでちょくちょく値下がってるイメージがあります。

閲覧、ありがとうございました。

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