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JACK MOVEをクリアしての感想。

パケ絵が日本のアニメっぽいし、たまにはRPG的なモノをやろうかな?と購入しました。


レトロなRPGにインスパイアされ、最新のテクノロジーによって磨き上げられたゴージャスな「ハイ・ビット」ピクセルアート。
サイバースペースで敵と戦い、無数の巧妙なハッキングソフトウェアを駆使して勝利を掴み取ろう。
モノシティ-1に広がる危険極まりない世界を探索し、この地を支配する邪悪な巨大企業、モノマインドを打倒しよう。

Jack Moveの特徴は美しいアニメーションが興奮をかきたてる戦術的なターン制バトルにあります。
「サイバーデッキ」のソフトウェアをカスタマイズして、戦闘中に攻撃、防御、バフ(支援効果)のバランスを取りましょう。どのソフトウェアを読み込むのがベストなのか、その選択こそが勝利の鍵です!
また、ハードウェアをアップグレードすると、キャラクターのステータスを強化したり、インストールできるソフトウェアの数を増やしたり、ノアに新しいアビリティを覚えさせたりすることが可能です。
(公式より一部抜粋・コピペ)

なんとこれ、公式のアニメーション・・・日本語吹替版があります。

0:19くらいの顔ってジブリのかぐや姫のオマージュ?アゴすげーな。。
ゲームの内容が非常にわかりやすいです。
時は近未来。大手企業へのアングラハッカーとして日銭を稼いでいるノアが主人公です。

・・・という世界線
フィールドはドット絵
吹き出しのところのアイコンは喜怒哀楽、表情つき。

セリフ回しが独特で、なんと漢字がありません。
容量の関係で使えなかった数十年前ならまだしも、現代のゲームでひらがなとカタカナのみで表現されてるのは、かなり異質。
でもその異質さが近未来感と妙にマッチしているな、と感じました。

タイトル名であるジャックムーブ
いわゆる超必殺技。強力な全体攻撃。
攻撃をする・受ける事でゲージが溜まる。


戦闘画面の説明


専門用語とシステムがちょっと例を見ないのですが、すぐに慣れてきます。

戦闘画面の一例。
次に誰が行動可能かは右上で確認(超大事)

ハック は 「こうげき」。
ライブラリ は 「まほう」。
インストール は 「そうび」。
(厳密には武器・防具ではなく所持魔法の付け替え)
パッチ は 「アイテム」。
キャッシュ は 「ぼうぎょ」。
バッファのリセット は 「スキップ」。

こう置き換えれば、イメージがわきやすいと思います。

フィールド上のメニュー画面。
ロマサガみたいにどこでもセーブ可能

ソフトウェアハードウェアは街中のお店で購入します。

ソフトウェアのインストール設定画面
最大16メモリ

ソフトウェア空きメモリの容量を埋める形で、戦闘中に使用するライブラリを埋めていきます。容量は限られているので、例えば自身にバフをかけ、相手の弱点属性を見抜いた後、弱点属性の攻撃に付け替えて攻撃です。

ハードウェアのインストール画面
ネタバレすると、真ん中にあるメモリ+〇は実は買うだけムダ

ハードウェアは他のRPGでいうと、「武器・防具・アクセサリ」装備でしょうか。絶対先制を取れたり、攻撃/防御を上げたり、常にカウンターできるようになったり。ただし、戦闘中に付け替えることはできません。


このゲームの良いところ


・レベルが上がりやすい
資金が貯まりやすい
・弱点が3すくみでわかりやすい
・フィールド移動中にエンカウントの発生率が変更可能
・ボスで死んでも直前のエリアからコンティニューできる
・街中・ダンジョン前・ボス直前に全回復ポイントがある

☆設定変更で、ジャックムーブが常時発動可能
☆設定変更で、一撃で敵を倒す事が可能

の部分は正直やりすぎかな~・・・と思い封印しました。エンカウント→即勝利は「MOTHERシリーズ」とか、一部のゲームにもある機能ですね。

セリフ回しが独特で、世界観を表現している。
イベントが終わるごとにNPCの会話内容が変わるので、ついつい色々と寄り道してしまいます。サブクエストも少しあります。

言う事がいちいちダンディーなオジサマ、グウィンおじさん。
バスローブにグラス、タバコ。
紳士の正装です。
グウィンおじさん・その2。
イケメン・・・!ステキ・・・!
お、おぅ。
こういうメタ的なセリフ回し、好きだわぁ

先ほど「エンカウント率」を変更できると書きましたが、ダンジョンのボス前には全回復ゾーンがあります。ユーザーにやさしいゲームです。
「HP減って瀕死→なんとか次のエリアへ→イベント発生→ボス戦→死亡→ダンジョンの初めから」、ってことはないです。
それと宝箱は基本的に灰色に光っているので、見落としはないと思います。
(なんならエンカウント率をゼロにして宝箱だけ回収って事も可能)

「〇〇 を てにいれた」
だけではなく、感嘆詞がつくのちょっとウレシイ。
実はこの柱の裏にもある。
さすがにこれは見えない。

近未来で、サイバーパンクな世界観と独特なセリフ回しは。
戦車のないメタルマックス+MOTHERシリーズかな?と思ったり。
メインとなる街の広さも、ロマサガ3で例えるならピドナ市街全体くらい・・・の広さです。(わかる人にはわかる大きさ)
開発者はJRPGが好きなんだな、とヒシヒシ伝わってきます。

弱点を突けば、9999

このゲームの悪いところ

話が短すぎる(8時間前後でクリアできる)
・ハック(フィジカル、通常攻撃)がちょっと弱すぎる
(序盤はオートカウンターで攻略が捗ります)
戦闘中にソフトウェアの組み換えが必要なのがラスボスくらい
・非エンカウントフィールドはダッシュ機能が欲しかった
・メモリを増やしてごちゃごちゃ積みたかった(個人的に)

くらいですかね。
話が短すぎるっていうのは、ぜいたくな悩みかもしれません。


攻略メモ

リンクマンは、個別攻撃が全体攻撃になります。消費DPは同じで、FFみたいに(確かFFってそういうのあったよね?)「魔法使用時、対象を分散させたらダメージも分散」ということもないので一気にダメージを与えられます。
ラスボスだけでなく通常の敵にも非常に有効です。
LV15になったら真っ先に買いましょう(重要)

ぶっちゃけ、もう固定でいいです。

ラスボス戦

ホンット、ユーザーにトコトンやさしいゲーム。
ロマサガ2みたいに詰まない

LV:21っていうのは、おそらくラスボスのジャックムーブを「素の」状態で受けた時に耐えられるHPってことでしょうか。
行く前に回復アイテム買いこんでおきましょう。HPとDP回復するやつ20個もあればヨユーかと思います。
データパケットって25DP回復って書いてるけど、250回復してないか?

かか、漢字!?
サイバー進化を遂げた人間は漢字が喋れるようになる。

あとなんか蛍光色の化粧が付く?ゲーミング化?ナマズ髭?

ラスボスの行動は、ランダム要素もありますが
・オンラインオンスロート(3属性+無属性攻撃=4連撃)
・こっちにデバフ(防御低下)付与?
・ジャックムーブチャージ
・ジャックムーブ(素だと1200~1300ダメージ?)
・自身にかかったデバフ消し    という感じです。

まずはこちらにオーバークロックウェアファイアウォール。防御を上げるとオンラインオンスロートで大体200~250くらいのダメージになります。

ジャックムーブチャージが来たら、必ずキャッシュを選択し備えましょう。
攻撃を400~600程度に軽減できます。キャッシュ使わないと1000~1300。
回復はアイテムです。1/3切ったら惜しまず回復しましょう。

自身にバフを積んだら、反撃開始。
上級属性攻撃・オーバークロック・アンダークロック。あとは・・・上級属性攻撃をもう一つ入れるか、なんかに変えましょう。

4本の触手はそれぞれ弱点属性が違いますが
一斉に削ると効率が良いと思います
(個人の感想)

ポイズンキャッシュは全体にかかりません。
(かかったらチートだから?)

触手を1本破壊すると、その属性のジャックムーブが解禁されます。ジャックムーブのゲージの上昇条件は、攻撃を与えるor受けるなので、全体攻撃していると一気に上がる(気がします)。

触手を1本破壊すると、オンラインスロートの連撃数も減ります

残りHPに気を付けつつ、全体攻撃ドッカンバトル
ゲージが溜まったらジャックムーブ。この繰り返しです。
ダメージ低いな?って思ったら別の上級属性攻撃に変えましょう。
(でもフィジカルはめちゃくちゃ弱いので使わない方がいいです)

触手をすべて破壊すると第二形態に移行します。

第二形態。
攻略を見ると、「HPで形態が変わる」って書いてるけど、私の場合は何故か変わってくれませんでした。なのでこの形態での攻略方法。

この形態での攻撃方法は
・チャージ
・高火力攻撃

の2パターンです。(あってるはず)
まずはハック(鉄拳制裁)して、物理攻撃の非力さを感じましょう(錯乱)

GREAT表示なのに55
ゴジラ松井の背番号だっけ?(クッソ浅い野球知識)

次にダークディスコネクト。

戦闘中、何度か煽られる

ポイズンキャッシュ付与。

4348。ダメージが80倍差
毒は最大HPの5%ダメージ?

ダークディスコネクトは3ターンで切れるので、定期的にかけましょう。
多分かけなくてもキャッシュと回復だけでいけるかも。

ボスの

チャージ(自身に4348ダメージ)
攻撃(自身に4348ダメージ+攻撃は大体ミスる)
煽ってくる   の繰り返し。

という無様な醜態をアクビしながら見つつ、放置していれば勝ちます。

暗闇という卑劣な手を使って
ドヤ顔する主人公の図
クリア。

ドット絵で描かれたキャラは動きも豊富で、音楽もそうそう、これこれ。と思うゲーム音楽というか。SFC末期のRPGを思い出すような、90年代のRPGのような。どこか懐かしさもあるゲームです。セールの時に買うのをおススメします。

閲覧、ありがとうございました。

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