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Ara Fell(拡張版)をクリアしての感想。

今回はRPG。
といっても、昨今の実写と見間違うような高クオリティムービー、豪華人気声優が物語を紡いでいくetc、フルプライスのそんなゲームではありません。


昔むかし、空に浮かぶ島、エアラフェルを崩壊から救うために、エルフの魔術師たちが魔法を使った。しかし魔法の代償として、エアラフェルは空から落ちる運命を余儀なくされた。時がたち、ひょんなことから、ひとりの少女の手にこの世界の運命が託される。少女と仲間たちは、自分たちの住むエアラフェルを救うために数奇な体験をする。残された時間は少ない…。彼女たちの冒険に参加しよう。Ara Fell(エアラフェル)はJRPGと西洋のRPGそれぞれの優れた部分をかけあわせたゲームです。ノベルゲームやアドベンチャーゲームの要素もあり、独自のゲーム体験をお楽しみいただけます。それぞれのキャラクターに、過去、望み、旅する目的があります。等身大の魅力的なキャラクターたちが繰り広げるストーリーは、独特の世界観を形作り、感動や驚きを提供します。過去のゲームをオマージュしながらも新たな挑戦の中で作られたAra Fell(エアラフェル)で、黄金時代のRPGがよみがえります。(公式からコピペ)

へー。なるほどー。とプレイ開始。

オープニングデモ。

あらー・・・あらあらあらー!(困惑)
なんだろう、この懐かしさ。SFC末期のゲームかな?聖剣伝説かな?スターオーシャンかな?お空がバハムートラグーンみたい。

メニュー画面。
エイドリアンのステータス画面はスルーの方向。

ものすごく落ち着く顔グラ。少女漫画寄り?のイラスト?
街のモブデザインは、BASARAを少し思い出しました。

ストーリーはというと、150cmの低身長を時々イジられる弓使い・リタ超絶イケメン剣士・エイドリアンが、お小遣い稼ぎの洞窟の宝探しから話が始まります。
そして話が大きくなり、なんかかんやあってヴァンパイア達を倒します。世界は救われ新生活が始まります。終わり。
(RPGあるある?)

・世界観について

タイトル画面

上の画像の通り、魔法の力(?)で浮いている巨大な島が舞台です。

川の中に入る事はできます。
滝や崖から転落死、ということはないです。

雨が降ったり地面から湧き出た水から池や川ができる→わかる
池から溢れた水は高低差によって流れ落ち、滝となる→わかる

・・・いや、溢れすぎじゃね?

街には高低差があり、浮いている島同士をつり橋で繋げています。
建物に関しても、資源が乏しいのか基本的には洞窟です。
洞窟を切り開き、絨毯を敷き、棚をセットし、採光のために壁をブチ抜き申し訳程度のガラス窓をつけるか、もしくは吹き抜け(直球の意)にするか。

この角度だと、岩の隙間から光が入る
クリスタルで収れん→絨毯に引火、では。。
値段だけで即決しちゃうタイプね、わかるー
って言っても他の家も似たり寄ったり。
(商品在庫とか入ってそうな)箱や棚を、崖のそばに置くのは狂気でしかない

・戦闘画面

戦闘画面。もはや説明不要。

戦闘はシンボルエンカウント。
キャラクターの速度によって行動の順番が変わります。
ただし、ずっと俺のターン!はできません。
面白いと思ったのはHPとMPが戦闘終了時に自動全回復する点です。HPはロマサガがあるけど、MPも回復というのは珍しく感じました。
なので、エンカウント早々に強力な技を撃つ、みたいなことができます。

パーティは中盤から固定。
ドラクエみたいに馬車があって仲間を入れ替えたり、モンスターが仲間になったりしません。
主人公であり、火力もあるリタ
攻撃を引き付けるタンク役のエイドリアン
全体攻撃魔法が強いセクシー魔女セリ・ケス
スケコマシ能力と補助・回復魔法に優れたドーレンの4人です。
(ドーレン、色々やることやってんのね、正直呆れた)

戦闘の流れがマンネリ化してくるのは、そんなものかなーと諦めましょう。
リタの偵察コマンドを一回かけておくと、以降そのモンスターのステータスがわかるので、「HP低いしコイツ先に倒しとくか」等と目安になります。

レベルアップ時には、ポイントを割り振ります。
キャラの特性を理解し振っていけば問題なく進められると思います。一応、ポイントを有料で振り直す事ができます。1回目は100コイン。以降は×3

ラスダン前にて。
はーーー!?って変な声出た。
100→300→900→2700→8100→24300・・・

・ローカライズについて

リタとエイドリアンが時々やる
この表情が好き。

特に違和感はありませんでした。リタの話し言葉とイジられ具合と表情が豊かなのでプレイしていて楽しいです。

「『』天気」じゃね?
って検索したら、「『』天気」でもいいそうです。
(変換で出た)
フレーバーテキストも丁寧。
本棚に置いてある本で世界観や用語も学べます。

・システム面について

瞬殺モードあり。エンカウント後、コマンドから選ぶと瞬殺。

どこでもセーブ可能。
RPGに慣れている人は、途中からハードにしてもいいかも。

武器・防具・回復アイテムはクラフトというコマンドで生成。
必要な材料を集めたら、いつでも生成できます。
必要な材料はモンスターを倒したり、お店で買ったり、その辺から回収したりします。

回収できるアイテムは光る。やさしい
材料あと1個足りないんだけど、ってのはこのゲームあるある

エンチャント(従来のゲームで言うアクセサリ的なの)で能力やHPを増加することもできます。
回復アイテムは買うよりは安いけど、エキスパート以外で使わないかも。。

街と街との移動は、一度登録していればクリスタルでワープ可能。
フィールド上には看板があるし、見づらいけどマップも確認可能。

エンジェルシティ。3時方向に抜け道。
ここは見づらくて結構さまよった

ボス戦前やイベント前には必ず、「このまま進むかどうか」、メッセージが出ます。コレ、すごく優しい。

どこのダンジョンにも必ずいる商人・タラニ
ボス前にいる時も。

聖剣伝説のニキータ へのリスペクト?
忘れた頃にやって来る「四つん這い」機能。
橋をくぐったり、小さい洞窟に入ったり。
終盤のアイテムを取ると、通常歩行と同じスピードになります
(誰得だよこれ・・・開発、そういうフェチなの?)

クラスチェンジもあります。やり直しは効かないですが、「〇〇選んだから詰んだわ」みたいなことはないです。クレリックのインパクトブラストはチート。

・全体を通しての感想

クリア所要時間はラスボス前のデータ見たら
ノーマルで24時間、エキスパートで27時間でした。
クリア引き継ぎは無し。
エキスパートは、レベル上げはケチらない。誰かが負傷したら即リセット。
4人揃うまでは防御重視です。4人揃えば多少楽になります。

トロコン。

書くのは二度目ですが、ローカライズがホンット丁寧。
ダンジョンの謎解きもほどほどな難易度だし、音楽もそれっぽくてステキ。フィールドで多少高低差が激しい・見づらいってのはあったけど、開発は心の底からJRPGが好きなんだなーって気持ちが伝わるゲームでした。

虹。

イベント後に話しかけるとセリフが変わっていたり、メタな発言があったり、作りが細かいと思いました。事後のオルレアンは悲壮感が・・・。

それな。
RPGあるある。
食品衛生法とかHACCPとかあるからね

ぜいたくな悩みを言えば、暖炉を調べると「あちちっ!」って言うのもリスペクトとして入れてほしかったかな~・・・(FF初期のマイナーネタ)

プレイしていて、二人が仲良いのがひしひしと伝わって来るし
こういうネタバレならいいよね!

なんで800枚近くもSS撮ってるんだろ

閲覧、ありがとうございました。

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