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海外マネーを日本円に両替する時代

円安により輸出がしやすい経済市場です。

1米ドル
・2012年78円 ※10月75円が過去最高
・2020年109円
・2021年110円
・2022年129円
・2023年140円
・2024年149円 ※5月時点157円1987年以降最安

2022年のロシア・ウクライナ問題で
ロシアへの輸出規制を行ったため、
世界的なコスト高による物価上昇。インフレ。

諸外国がインフレ抑制のため金利を上げ、
生まれた金利差による円安影響が顕著。

2012年、
7800円を100米ドルに両替していたら、

2024年、
100米ドルが1万5700円になっている計算です。

つまり、
以前、日本円で米ドルを購入していたら、
今、日本円に両替すると儲かることになります。

時系列的に為替で儲ける発想がなくても、
今、1000米ドルを15万7000円に両替して
日本で観光すれば、
ある程度は豪遊できるという考え方です。

その他、日本の貿易主要国のアジア圏や
BRICsにおいても、全て円安に転じています。
※2020年_2024年(5月)比較

1ユーロ
・2020年121円
・2022年138円
・2024年162円

1ポンド
・2020年136円
・2022年161円
・2024年189円

1人民元
・2020年15円
・2022年19円
・2024年20円

1香港ドル
・2020年13円
・2022年16円
・2024年19円

1新台湾ドル
・2020年3.6円
・2022年4.4円
・2024年4.7円

1韓国ウォン
・2020年0.09円
・2022年0.10円
・2024年0.11円

1豪ドル
・2020年73円
・2022年91円
・2024年98円

1タイバーツ
・2020年3.4円
・2022年3.7円
・2024年4.1円

1ブラジルレアル
・2020年20円
・2022年25円
・2024年29円

1ロシアルーブル
・2020年1.4円
・2022年1.9円
・2024年1.6円

1インドルピー
・2020年1.4円
・2022年1.6円
・2024年1.8円

1南アフリカランド
・2020年6.5円
・2022年8.0円
・2024年7.9円

2023年12月、国際的な市場調査会社
ユーロモニターインターナショナルが発表した
魅力的な観光都市ランキング2023では、

パリ、ドバイ、マドリードに次いで東京が第4位。
東京は前年20位のため、急上昇しています。
ちなみに大阪は前年の42位から16位にアップ。

日本は、
文化や伝統、日本食やアニメなど
世界的に興味を持たれていますが、

シンプルにただコスパが良い観光地、
という認識なのかもしれません。

ビジネスにおいても同様に、

海外マネーを日本円に両替すると
今まで以上に得をする可能性があります。

例えば、
日本からの輸出で売上を伸ばしたり、
店舗を海外出店して稼いだお金を日本円に
両替することで売上を伸ばすことができます。

国内出店の場合、
円高で物資コストが高くなりますが

海外出店では現地調達することで、
食材や機材のコストを抑えることができます。

所得が高いアメリカやヨーロッパへの出店は
現地の人件費は高いものの、
日本食など海外の需要に対して供給することで
利益を出せる環境になっています。

また、韓国に対しても日本は円安。
為替による好影響が期待できますし、
日本食ブームが来てますが、

日本と所得水準(物価)が同じくらいなので
出店しても客単価が伸びず、
売上が伸びづらい、ということがあります。

「日本食がブームだから」出店するのではなく
「為替や物価の影響で儲かるから」
日本食ブームに火をつけて、出店するのです。

2024年、コロナ前よりも増収増益している
企業が増えてきていますので、

為替の好影響を受ける事業投資を行うことで、
事業拡大、所得増加の
きっかけができるかもしれません。

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