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【尊重】「出来るようになったこと」に喜ぶ。奥行きを作り、他人を尊重する。

小学生の時に習った九九

一の段をクリアすると次はニの段を覚えて。
何度も間違いながら九の段まで覚えました。

小学生の時は、
「出来なかったこと」に目がいくよりも
「出来るようになったこと」に喜びを感じ、

自分に宿る無限の可能性を
無意識に体感していたことがありました。

・九九が言えるようになった。
・自分の名前を漢字で書けた。
・逆上がりができた。
・プールで25m泳げた。
・スポーツの試合で勝てた。
・料理を作れるようになった。
など出来るようになることばかり。

「よくがんばったね」「すごい!」
「どうやれば出来るの?」
「将来は〇〇になるかな?!」

周囲からは、
ほぼ賞賛の連続だったと思います。

大人になった今、
「出来るようになったこと」よりも
「出来なかったこと」に目がいくようになり、

自分に宿る可能性は有限だと考え、
意識的に行動を制限していることがあります。

様々な要因が考えられますが、
自らが属している社会やコミュニティが
自らに影響を及ぼしていることがあります。

例えば、
一の段から八の段まで全問正解し、
九の段の最後で「9×9=82」と
81問目を間違えてしまった時、

「間違えてますよ」
「そんなこともできないんですか」
「失敗すると思ってました」

周囲からは、
色んな声が聞こえてきます。

もちろん、
・一つのミスで受験に失敗したり、
・一つのミスで試合に負けたり、
・一つのミスで仕事の契約が取れないなど、

人生は甘くありませんので、
自分自身で反省して次に活かすことは必要です。

ですが、
「80問正解できましたね、惜しい!」と
言葉を伝えてくれる人が周囲に1人いるだけで、

心が救われ、
明日も頑張ろうと思えることがあるんです。

ポジティブに物事を捉えて
他人にもポジティブな言葉を掛けられる。
私はそんな1人でありたい。

そのためには、
自分自身を磨き高める時間を作り、
I make myself respectable.のマインドで
自分自身を尊重することが必要だと思います。

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物事をポジティブに捉えて
伝えてくれる人は想像よりも多く周囲にいます。

この前、
私がフットサルコートを予約した際、

屋根なしのコートで、
雨が降ってもキャンセルできない不安を
一緒に参加する同僚に伝えたところ、

「雨が降った時の楽しみ方がある」と、
何言ってるんですかくらいのテンションで
瞬発で言い切って伝えてくれました。

具体的な楽しみ方は全然分かりませんし、
雨確定ではないので、私から特に深く聞くことも
ありませんでしたが、なぜか安心しました。

また、
その人が今まで経験して何回も乗り越えてきた
「奥行き」を感じました。

その人は元々スポーツ選手だったこともあり、
屋根がなく天気に左右されてきた今までの人生で
自分なりの解決策があるんだと思いました。

「奥行き」という空間を持ってる人には、
他人を引き込んで入り込ませる余白、
どこか身を預けてみたくなる余白があります。


ポジティブから感じる奥行きという
「人を惹きつける魅力」もまた、
自分に向き合った時間から生まれてくるもの、
滲み出てくるものだと思います。

フットサルコートの件は、
むしろ雨が降った方が楽しめるんじゃないかと
思えるくらいになったので、当日が楽しみです。

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「出来なかったこと」に目がいくよりも
「出来るようになったこと」に喜びを感じ、

「80問正解できましたね、惜しい!」と
言葉を伝えられる1人でありたい。

まずば、自分自身を尊重して
ポジティブな言葉を掛ける習慣を身に付けると、
きっと他人の心も救える瞬間があると思います。

人の幸せを願い、人の不幸を悲しめる、
それが人間にとって大事なこと。


ドラえもんに出てくるしずかちゃんのお父さんが
しずかちゃんに話した名言ですが、

私が小学生の時は、
そんなことは当たり前なことだと思っていました。

ですが、大人になった今、
全てがそうなってはいないと感じています。

他人を想い、他人を尊重する。

I will be the one with you.のスタンスで
社会を生きていくことが必要だと思います。

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