#22 運動会をスタジアム風に盛り上げよう!全校児童で一体感ある運動会
運動会 体育主任の仕事シリーズ第3弾
今回は、「会場の盛り上げ方」についてです。
当日、時程通りに進行することが大切である運動会。
ですが、それだけで満足してはいけません。
年に一度の大きな行事です。盛り上げも大切な仕事の一つです。
応援団長が大声だしすぎて、声がかすれてしまうなんて光景を見たことありませんか?
もちろん、これは一生懸命応援活動をしたというふうにとらえることもできます。
しかし、競技中に曲がスピーカーから大音量で流れ、応援している児童に聞こえる声をだすためには、叫ばなければいけないという側面もあります。
それなら、放送を利用して応援をしちゃおうという逆の発想転換です。
以前なら、全体で応援する時間が割り当てられていました。大体どの学校も午前の部の競技前と午後の部の競技前の2回行われていたことでしょう。
最近は時縮で午前中だけの実施校もあるので、1回だけの学校も増えてきています。
究極の時短は、全体の応援練習は当日とらないことです。
工夫すればできます。
校庭をスタジアムに見立て、一体感をもってみんなで応援して盛り上げていくのです。
そのためには、
共通の応援歌が必要です。Jリーグのサポーターの応援のようなイメージです。↓の歌が参考になりますよ。FC東京の応援歌になっています。
もとは、イングランドのリバプールの応援歌です。
そのためには、応援団と協力して、全校児童を巻き込む応援の仕組みをつくっていかないといけません。
開会式に運動会の歌を歌う学校が多いですが、この運動会の歌をやめて、共通の応援歌を歌うのです。
かなり事前の根回しが必要ですが…やってみる価値はあると思います。
そのまま次年度も使えば、それが伝統にもなり、作る手間も省けさらに時短にもなり、一石二鳥です。
放送委員にも協力してもらい、運動会1~2週間前から、給食の時間の放送に応援歌を流してもらいます。
当日までに気分を盛り上げていきます。
さらに、応援団が応援歌を歌っている動画を録画して、学校全体のクラスルームに動画リンクを貼り付けておき、給食時間中に各クラスで動画を毎日みてもらうようにします。
そうすれば、全体練習で1~2回練習するだけで歌えるようになるでしょう。
応援歌は応援団まかせにするのではなく、代表委員会で検討し、全校児童に歌詞を募るなどして作成できると、全校児童を巻き込むことができます。
校庭をスタジアムにしてみませんか?
参考になる方がいたら幸いです。
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