みかん日記

こんにちは。みかんです。今日は私の習い事について書こうと思います。

みかんの習い事(声楽編)

わたしは10歳の時に学校の合唱部に入ってから、9年と少し合唱を続けていました。不思議なもので、歌う場所が変わるたびに指示される歌い方も複雑になるんですよ。

笑顔を作ってーとか
腹筋に力を入れてーとか
足の位置はこうしてーとか

だから、歌って複雑なものなんだなーってずっと思っていたんです。ところが、大学の聖歌隊で歌を習いましょう!ってなったとき、今までと180度違うことを言われたんですね。

無理に笑顔を作ってはいけない
腹筋に入れる力は最低限。むしろ全身の力を抜くくらいで丁度いい
足の位置は重心が安定すればなんでもいい

慣れるまではすごく大変でした。あまりにも今までと違っていたので、先生にこれで本当にいいんですか!?って何度も聞きました。先生がよく言っていたのは『とにかく開けましょう』ということでした。開けるからって言って、喉に無理やり力を入れるわけじゃないんです。あごを引いて、自然に声を出す。今までやってきたことが複雑な難しさだとしたら、この方法には単純だからこその難しさがありました。でも、できた時の感覚が自分でも掴めるようになってきて、すごく楽しかったです。
この歌い方を始めて8年。できたと思えば思うほど真髄には程遠いと感じますが、それを探しにいくのがとても楽しいです。もし、前までの複雑な歌い方を続けていたら、私の喉は使い物にならなくなっていたと思います。周りには色々な歌い方がありますが、自分に合う歌い方に出会えたことは本当にラッキーでした。これからも精進していきたいです。

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