見出し画像

頭のいい人が話す前に考えていること 読書

感想

この本を読んでみて分かりやすい話し方がどんなものなのか
例も交えてわかりやすく言語化されていたのと
必要なマインドも分かりやすく解説されていたが

書かれている内容をすべて血肉にできた感覚はない
本を読んだ次の日からすぐに 頭のいい人 になれるとも思っていないので
あとは実践して少しずつ身に着けていくしかないのかなと感じた。

元コンサルの方が書かれたビジネス本なので

仕方ない部分はあると思ったが
自分が欲しかった雑談で使えるような使えるような
ドンピシャの本ではなかった。(もちろん使える部分もたくさんある)

会社や組織の中では有用なマインドやスキルの解説があったので
身に着けていきたい。

この本は読み返さなくてもいいように書いたそうだが
その工夫が面白いなと思った。詳しくは買ってみてね


この本を読んだきっかけ

頭の中の考えを言葉で表現して伝えるのが苦手で
何て言葉にしたらいいのかわからず
無言になってしまう時があったのでそれを変えたかった。

それと、周りにいる話すの事や説明がうまい人のように
自分もなりたいと思っていたから。


第一部 7つの黄金法則

ここでは人はどういうものか?
という説明とそこから逆算して持つべきマインドセットの説明が書かれていたと思う。

不変の法則でいつ、どこでも変わらないけど
なるほど、そうだよねって事が書かれています。
いろんな本にも書かれているような内容だったのでまとめると

話すとき感情的になったり、自分の承認欲求を満たすために話すのではなく、相手が何を言ってほしいのか、相手のためを思って、相手視点に立ってきちんと考えてから話すようにしよう。

そうすれば周りから信頼され、頭がいい人と思ってくれる。
人は自分の事をちゃんと考えてくれる人の事を信頼する。


第二部 5つの思考法

ここでは7つの黄金法則をベースに思考の深め方が書かれていて
ここからがテクニックの部分になってくる。

客観視・整理・傾聴・質問・言語化について書かれているのでそれぞれまとめて書いていきます。

個人的には全部未熟なので、少しずつ磨きあげていかないとと思った。

客観視

薄い根拠の話をするな、肯定意見、反対意見、統計や数字として確認できる事などをあらゆる視点から見てから自分の意見を出すようにしよう。

○○さんが△△って言っていたから、□□って△△なんですよね。
だとこの人何にも考えてないなってなる。

そうじゃなくて
○○さんが△△って言ってました。
でも××とか、※※って意見もあるんですよね
それで、政府発表のデータを見てみると★★みたいでした。

だから自分は☆☆だと思います。
だとこの人はちゃんと自分で考えてきているな となる。

得た情報をそのまま発信するだけだと、その人の代弁者にしかならない。
あらゆる視点・視座から物事を見て自分の意見を話そう。


整理

なぜ頭のいい人の話は分かりやすいのか?

それは物事への理解の深さと
相手が求めている結論が何なのかわかっているから

理解の深さについては
話す前に正しく深く理解することに時間を使えと書いてあった
自分の言いたいことをガーっと話すのではなく
理解を深めて正しく理解、整理してから話そう

普段から幅広く情報を入れて情報に対して
自分なりの意見を持っておいたりするのもいいと思う

結論から話す
相手の求める結論がわかっていないと自分が話したいことを話してしまう
そうではなくて落ち着いて相手が何を聞きたいのか考えてから話そう


傾聴

相手が話すときに自分が話すことばかり考えていないか??
話を聞くだけなら受動的な分誰でもできていると思ってしまいがち

と書かれていて
完全に自分に当てはまっていたのでかなりドキッとしました

自分が話すことを考えながら話を聞くのは
自己中心的とまで書かれています

なるほどなと
ではどうすればいいのか

話をすべて聞き出して一緒に整理して
相手に結論を出してもらうべきと書かれています。

安易にアドバイスしてもいい結果にはならない
アドバイスしたいときほどぐっとこらえて相手の話を整理しながら聞いて
一緒に結論を出すべき。


言語化

コミュニケーションコストは誰が支払っているのか?
言語化の力を鍛えるには?

自分が取り入れようと思った言語化の力を鍛えるという部分だけ
まとめます

それは

・「エモい」「すごい」「やばい」を使うのをやめる
・読書ノートを作る
・再定義

です

まず ・「エモい」「すごい」「やばい」を使うのをやめる ですが
感想とかで何でもかんでもこの超便利な言葉を使ってばっかりしていると
頭のいい人にはなれないなと思っていました。

やばいと思ってもいいけれど
なんでやばいと思ったのか、その理由を言語化して伝えるようにしないと語彙力が無くなってきます。

美味しいカルボナーラを食べた時にすごくおいしいじゃなくて
なぜ美味しいのかほかのカルボナーラとは何が違うのか言おう

例えば、このカルボナーラは胡椒が利いていて、濃厚なクリームがと相性がとてもいい、麺もアルデンテで食感も良くてとてもおいしい。

こういった言語化をめんどくさがらずにやると語彙力が強化されていくはず

・読書ノートを作る

これに時間をかけすぎると、ほかの事に時間を使えなくなるので
さぼらずに良いと思った本だけでもやろう!

・再定義

これは現職の会社の社長がよくしている事だったので
もしかしたらこの本の事も読んだのかもしれない。

例えば
スタバのコンセプトでサードプレイス(第三の場所)というものがある
これは自宅、職場でもない第三の空間を提供するという意味

昔はただコーヒーを飲むためだけの場所だったが
創業者がカフェを単にコーヒーを飲む場ではなく
家と職場の間の贅沢な時間を過ごせる
サードプレイスとして定義しなおした

これを会社の事や身の回りに置き換えると?
例えば仕事で保険の営業をしている

仕事何してる?と聞かれて普通に答えると
僕は保険の営業をしている。
ヒアリングをしてお客様にフィットする保険を提案している。
で終わると思う。

これを再定義してみると

お客様の不安を解消して、安心を提供している。
そのためにお客様の状況をヒアリングして、フィットする保険を提案している。

となるかもしれない。
こう答えると言語化(アウトプット)の深み?が出てくる。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?