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癌になっていました #2

検査の日々

指摘を受けてから一ヶ月後、結節は大きくなっていませんでした。
先日から担当してくださっている先生は、
「形といい、大きさといい、今回も大きくなっていないこともあるし、このまま切除しないで様子見しましょう。悪性かどうかしらべるには、位置が難しいので取るほうがリスクが高いかなぁ。とおっしゃいました。」

そう言われ、少し不安は少なくなり、三ヶ月、半年と検査を続けていきました。その度に結節の大きさは全くか変化なく、私は不安さえ無くなっていました。
その間、コロナに感染し同じ病院にかかったときも、特に肺のことに関して何か言われるでもなく、通常の対応での診察でおわり、重篤な症状にになる事もありませんでした。

前回の検査からさらに半年後、いつもの様に病院に行くと、私を担当していた先生は退職されていました。

新しい担当は、呼吸器内科の先生ではなく、呼吸器外科の先生でした。
「大きさは変化なしですねぇ。でも、ジャスミンさん、これ取らないんですか?」

え?大きくなるかどうか観察していくだけじゃないの?
どうして急に…
びっくりしました。




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