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Kindle Unlimitedで今なら読める 2023.10 号外 ジョン・スラデックの長編「Tik-Tok」翻訳新刊が!!!

10月に入りました。
例によってラノベからチェックを初めて、今月の新着タイトルを眺めて、文芸ジャンルを覗いていたら・・・・。

なんと!
論理的ながらもかなりオカシイSFばかりを残した、ジョン・スラデックのロボットSF長編、「Tik-Tok」の新刊翻訳が読み放題に入っていました!

チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク (竹書房文庫) Kindle版 ジョン・スラデック (著), 鯨井久志 (翻訳)

狂機誕生
家事 殺人 絵画 強盗 経営
すべてをこなすロボット、それがチク・タク

もはやロボットを使うことは当たりまえになった。家事から医療、さらにロボットの製造まですべての分野でロボットが使役されている。人間の安全のためにロボットたちにはロボット三原則を遵守させる「アシモフ回路」が組み込まれていた。
だが、チク・タクにはその回路が作動していなかった。ペンキ塗りをしていたチク・タクは少女を殺し、その血で壁に絵を描く。おかしなことにその壁画が美術評論家に評価され、チク・タクは芸術家のロボットとして世の注目を集める。使役から解放され金を手に入れたチク・タクは、人間への“実験”(殺人、強盗、扇動などなど)を開始する――。
奇才スラデックによる英国SF協会賞受賞作のロボット・ピカレスク。

読み放題じゃなくても、スラデックの新刊というだけで大ニュースです。

原書はそれなりに入手困難ですが、現在は電子書籍でなら、ほとんどの作品がリーズナブルな価格で手に入ります。別名で書いたゴシック・ロマンとか論理パズルの本などは電子化されていませんが・・・。


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