発見記:70 - E - 128 Originalnih Hitova ~ クロアチアポップスのコンピレーション
今日見つけたユーゴスラヴィアのバンドがなかなか良かったもので、続けて東欧系のポップスを辿ってみていました。
うろうろしていて、ふと行き当たったチャンネルが、どうもアーティストではなく、企画なのかレーベルなのかよく分からないZlatna ruža 2012というものでした。
やけにアルバムの数があるのですが、どうも大部分がコンピレーションのように見えます。なんとなくクロアチアのものが多そうなのですが・・・。
ふと曲数が多そうなコンピレーションらしきものがあったので聴いてみました。タイトル通り、CD6枚組で128曲入りというものでした。
おそらくは70年代の曲を集めたものだろうと思われます。音がそんな感じですし、Discogsで調べてみると、このOriginalnih Hitovaというのが一連のシリーズにもなっているようなのです。
YouTube Musicでは他に60年代もののコンピレーションはあるようです。
おお。こちらは150曲入り(笑)。
曲が短いのでしょうか。
全く馴染みのないアーティストが次々出てきますが、アーティスト名を追いかけていくと、それぞれ複数のアルバムが配信されていることが多いので、クロアチアのポップスを大急ぎで体験するにはかなり強力なアイテムなのかも知れません。
実際、どの曲も高水準の出来だと感じます。
歌手の力量も確かなものが多いです。
英米よりもレコードを出すハードルが高かったのかも知れませんね。
70年代まではチトー大統領の下で、東欧の中では経済的に豊かだったユーゴスラヴィア。この時代のクロアチア社会主義共和国の地域をクロアチアと呼ぶべきか、ユーゴと呼ぶべきなのか、知識不足で判断できません。それにクロアチアの音楽とセルビアの音楽も、多分聴いても区別できません。
これから多くを聞き続ければ、いつか分かる日も来るのでしょうか?
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