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自分のウェブサイト立上げが自立の第一歩

自立した通訳ガイドとして、世界中の潜在顧客に直接アプローチしようと思ったら、最初にウェブサイトを作り、それを公開することを目指しましょう。
 
今は技術が進歩して、私のようにプログラムなど全く分からない素人でも、パワーポイントで資料を作る感覚で、簡単にウェブサイトを作ることができました。
 
大事なことは、他人のプラットホーム上に情報を掲載するのではなく、自分自身のドメインを持つということです。この投稿では、私が実際にウェブサイトを作った方法や、その他お勧めの方法についてお話します。


自分のウェブサイトを立ち上げよう

 
旅行会社に依存せず、自立した通訳案内士を目指すのであれば、集客は自分でやるべきです。ビジネスでは、お客を持っている者が一番強いので、集客を他人に依存していると、強い立場で仕事をすることはできません。
 
自分のウェブサイトとはどういうことでしょうか?よく、ガイドマッチングサイトや、通訳案内士団体のホームページに、各ガイドの紹介ページがありますが、これではありません。他人のサイト上ではなく、インターネット空間に、自分自身のサイトを開設する必要があります。
 
例えば、私は以前Viatorというサイトに自己紹介のページを持っていたことがありました。ところがあるとき、Viatorは他社の傘下に入り、ビジネスモデルを変更したため、自己紹介ページは全て消えてなくなりました。他人のプラットホーム上にある情報は、ある日突然全てが失われるということがあるのです。
 
自分のウェブサイトを持つということは、自分自身のドメイン(インターネット上の住所)を持つということです。https://www.〇〇〇.comという、あれです。

CMS(コンテンツマネジメントシステム)というサービスを使う

 
インターネット上に自分のウェブサイトを持つには、必要なものが3つあります。ドメインと、サーバーと、ウェブコンテンツです。これを別々に手配してもいいのですが、大変そうですね?
 
そこで、CMS(コンテンツマネジメントシステム)というサービスを利用します。ウェブサイトは、HTMLという言語で作られているのですが、そんなことを知らなくても、このCMSを利用すれば、パワーポイントで資料を作る感覚で、ウェブコンテンツを作ることができます。
 
そして、多くのCMSサービスは、同時にドメインの取得と、サーバーの提供も行ってくれます。サーバーは、実際にウェブコンテンツを格納するコンピューターのことです。こうして年間1万円程度の費用で、自分のウェブサイトを持つことができます。
 
数あるCMSのうち、私が利用したのはWIXというサービスです。5年前にWIXで自分のサイトを作り、そのサイトで世界中から問合せを受け、集客を行ってきました。WIXは世界中に多くの利用者がいるサービスなので安心ですし、特に通訳案内士のような、海外向けに情報発信をする場合に向いていると思います。

 他にも、自分でサーバーを手配してWordPressというCMSでサイトを作る方法もあります。WIXと比べて、拡張性や自由度が高いサービスですが、初心者にはちょっとハードルが高いかもしれません。

先ずは始めることが大事ですから、最初はWIXでスタートし、なにかもっとやりたいことが出てきたら、WordPressに乗り換えるというので良いと思います。

サイト公開は、はじめの一歩

 
ウェブコンテンツやサーバー、ドメインをそろえたら、ウェブサイトを公開できます。公開後は、世界中のどこからでも、PCやスマホであなたのサイトを見ることができるようになるので、嬉しいものです。ですが、これからが本当のスタートです。
 
というもの、いまやインターネット上には、17億を超えるウェブサイトがあり、その数は日々増えています。ただ公開しただけでは、あなたのお客さんになる可能性のある人が、あなたのサイトにたどり着く可能性はほとんどありません。せっかくウェブを公開したのに、全然反応が無いと言ってここで諦めてしまう人もたくさんいます。
 
ターゲットとなるお客さんにあなたのサイトを見てもらうには、ここから先にやらなくてはならないことがあります。それはズバリ、広告です。
 
えっ、お金がかかるの?と思われるかもしれません。確かにお金はかかりますが、それによって得られる収入のほうが多ければ別に構わないわけです。幸いなことに、ガイド収入は一件ごとの利益が比較的大きいので、広告費を効率よく、管理して使用できれば、十分ペイします。その具体的なやり方も、noteの中でお伝えしていこうと思います。

まとめ

 
「自立した通訳案内士を目指すなら、自分のウェブサイトは必須。簡単にサイトを作れるCMSという仕組みもあるので、最初の一歩として、サイト立上げに挑戦しよう!」 でした。
 
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