とっておきの服がとっておきの日だけの出番ではもったいない。
お気に入りの服を着ると、ご機嫌に過ごせる。
適当などうでもよい、でも人に会うには恥ずかしい・・・そんな服を着ると、普通に過ごせる。
一昨日、危うくクローゼットの肥やしとなりそうになっていたオレンジ色のシャツワンピを勇気出して着ました。
「かわいー」って一目惚れで購入したワンピ。
色も、本当はこういう色を着たいのに、好きなのに、いざと言うとなかなか着られずに、肥やし化していました。
そうこうしているうちに暑い日が増えて、半そでの出番になったため、もう着られないかもと思ってました。
でも雨で少し肌寒くなったのを好機ととらえ、勇気を振り絞って着てみました。
「むっちゃかわいい」
私じゃないですよ。服がね。
「ほんなら服に失礼ないように髪巻こか。」とか
「今日は目元しっかり引いとこうか」とか、服につりあう私になるためにちょっと気合入れちゃいました。
そうすると、トータルでご機嫌な私になった、というわけです。
この体験からちょっと見直していきたいと感じ、普段の私の服事情まとめます。
私は、仕事をしているときは、出勤時にはオフィスカジュアルをもっとカジュアルダウンした感じの服を着ていき、仕事着に着替えて仕事したりしていました。
別に着替えなければならないというわけではないのですが、一番最初に勤めた学校の女性の先輩がそのようにされていて、何も分からない新卒ながらに「これが仕事か。」ってわけもわかっていないのにかっこいいなと思って同じようにしています。
それから十数年経ちましたが、これがとても心地よいのです。
急な来客もばっちりです。
(ちなみに仕事着というのは、ジャージです。学校でジャージを着て仕事をしています。)
そして、産休育中の今、仕事にいかないため出勤着の出番がほぼなくなってきました。
今は家にいるか、でかけても散歩とか夕飯の買い出しくらいなので、お出かけ着をきるのはちょっとなと思ってしまい、『それなり』の服を着ています。
仕事している時も、今も変わらず休日のお出かけでは『お出かけ』着を着ています。
『それなり』『お出かけ』ってなんや!!
持っている服を見ると、プチプラ多いなと思いました。
プチプラはガンガン着られるので、とても好きです。
特に仕事着は結構な確率でプチプラです。
毎日着るため、着る回数も多く、十分にもと取れてると感じられます。
『お出かけ』着も、高額なものはほっとんどないです。
でも、出番の少ないものもあります。
それは、持っている服の中でも少しだけお金を出して買ったもの。
つまり、お金を出してまで買おうと思ったもの、です。
なのに出番が少ない。
もと取れてない。
もとが取れていないし、気に入って買った服を着ないということは、ご機嫌になれるはずなのにわざわざご機嫌にならない選択をしている。
そう気づきました。
なんてもったいないことをしているのか。
見ていて嬉しくなるから買ったの別に嬉しくならない服ばかり着ている私。
一目惚れの服を着てご機嫌に過ごせたから気づけました。
何なら鏡何度も見ました。
よし、服を選別しよう。
そして、『お出かけ』しなくても、特別な日でなくても、自分がご機嫌にすごすために、気に入った服たちをたくさん着よう。
これ『で』いっか。と毎日の服を決めるんじゃなくて、これ『が』いいって服を選べるように服を選別しよう。
30代後半第一歩を踏み出した今、自分を彩るものもだんだん変わっていくんだろうなって思うと、なんだかワクワクします。
ここに宣言したので、季節が変わる前にいっちょやりますね。
では、また。