見出し画像

推しの雅さが憎い

タイトルと画像で知ってる人には伝わるし、知らない人には伝わらない、そんな彼が好きだ。

創作物は創作者の教養やら思考やら賢さやら育ちやらが反映されると思う。しかし私をはるかに彼が超えてしまっている。
だって神様だし!雅だし!

お付けになられているお花は何ですの?私存じませんわ、おほほほほ……

くらいの教養しかない。牡丹だった。
私は茶道が分からぬ。抹茶と茶菓子の組み合わせはだが美味い。
私は骨董が分からぬ。美濃とか伊万里とかがあるらしいというのは知っているがそれがどこかから分からぬ。特徴も分からぬ。
私は和歌はどうにか分かる。だが詠めぬ。

本当なら「こんな日には句を詠みたくなるね」の後になんかすごい雅な和歌を書きたい。
さっすが雅ちゃん!って感じのなんかいい感じの和歌を詠みたい。
だが詠めない。
仕方がないので引用するしかない。

じゃないと自作の句(雅かどうか定かでない。限りなく雅でない可能性が高い)を、他のお刀様たちが「雅ですね」「さすがです」とたたえるというとんでもない状態が出来上がる。作者がヤベーやつと思われること間違いなしだ。

どこかに引用以外で雅さをアピールできる方法はないものだろうか。
そう思ってひとまず古典の宇治拾遺物語を読んでみた。面白かったが、うんこにまで気を配る話とか、死ぬ死ぬ詐欺する坊さんとかが出てきて、雅かどうかは分からない。

この記事が参加している募集

#私の推しキャラ

5,461件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?