同じものばかり食べている
私には同じものばかり食べ続ける特性があります。
チープな言い方をするとブームと言ってもいいでしょう。
いまは食パンのターンです。
3月くらいから某パン祭りのために食パンを買い込んでいたのですが、そこでスイッチが入ってしまいました。
お昼ごはんがここしばらくパンの宴です。
いちごジャムやマーマレード、餡バターなどバリエーションはさまざまですが、お弁当箱の中にはサンドイッチがぎゅうぎゅうに詰め込まれています。
たまにしょっぱいサンドイッチが欲しいときにはハムチーズだったりハッシュドポテトだったりしますが、とにかく食パンです。
しかし、三ヶ月近く駆け抜けたパンランチタイムもようやく終わりの兆しが見えてきました。
飽きてはいないのですが、午後にお腹が張るようになりました。
小麦粉にはグルテンが含まれています。
グルテンは水分を含むと粘性が出て消化されにくくなってしまうようです。
そのせいでお腹が苦しくなってしまうんですね。
最近になってようやく気が付いたので、多少は耐性があったのにキャパオーバーしてしまったのかもしれません。知らんけど。
ともあれ、パンばかり食べていると具合がよろしくないのでパンはしばらくお休みします。
まあ、夜はパスタやらうどんやらで小麦粉とは離れられないのですが…。
半年くらい前はゴーヤチャンプルのブームが来ていました。
これもやっぱりお昼のお弁当。
休みの日に適当に作っておいて、仕事の日にはゴーヤチャンプルとご飯を詰め込んだお弁当箱を持っていきます。
意外と面倒が少なかったんです、ゴーヤーチャンプル。
ゴーヤの下処理はちょっと面倒ですが、お肉も卵も摂取できるし、まあまあ適当に作っても失敗しない。
ほどよく味が濃いのでご飯にも合う。
カレーに次ぐくらいの万能料理ではないかと思っています。
ゴーヤチャンプルは2ヶ月くらいランチの主人公だったかと記憶しています。
ゴーヤの処理が面倒になって今は作っていませんが、また折に触れて再開してみてもいいかもしれません。
それからもうひとつ。
おにぎりも私の中で一世を風靡しました。
こちらもお昼のお弁当箱に詰め込まれていました。
きっかけは水族館へ遊びに行ったとき、梅じゃこなるものを発見したことです。
梅はあまり好きではない方なのですが、これで少々苦手意識が緩和されたように思います。
梅じゃこを食べるために毎朝おにぎりを作って、お弁当に詰めていました。
おにぎりスイッチが入った私は梅干し、おかか、昆布などおにぎりの具をスーパーで買い、気分でローテーションさせていました。
おにぎりのブームが過ぎ去ったのは体に不調が出始めたとき。
明確な原因は不明ですが、異様にのどが渇いて呼吸も浅くなったような気がしました。
どうもおにぎりの塩がよくなかった……というか塩分過多になったようです。
同じようなタイミングで、毎朝ご飯を炊くのも面倒に思ってきたこともあり、おにぎりブームは終焉を迎えました。
振り返ってみると、具合が悪くなるまで同じものを食べ続けている愚かな歴史を繰り返していますね。
今はパンの季節が終わったばかり。
これからどこへ向かうのか。
それは私の舌と胃袋、面倒くさがりな心の赴くままに舵を切ってゆきます。
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