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転職のキッカケは人それぞれです。

ご覧いただきありがとうございます。

就職時はバブル末期。

それこそどこでも行きたいところに行ける幸せな時代…。

給料の高さとデカいモノを作りたいという気持ちでゼネコンに入った。

ひたすら忙しい。

毎日早朝から夜勤との引継ぎと、今日何をやるかを確認する。

そのまま全員での朝礼。

バカでかい現場ではそれだけで30分以上かかる。

そこから現場で計画と違うところや、設計変更部分を決めたりしてるうちに昼ごはん。

オフィス街のオシャレなカフェで食べるわけもなく、みんなで仕出し弁当か、食堂のおばちゃんが作ってくれるご飯を美味しく食べる。

そのまま職長昼会で、午前に起こったことや昼から何をするか、計画通りなのか変更点などを話す。

若手なので、手書きで議事録を書いてコピーしてそのまま職長全員に配る。

午後も現場で起こる様々なことに対応している間に17時になり、現場監督者だけの夕会。

今思えば現場所長が今から飲みに行っても文句言うなよという会議だった。

その後、夜勤用と明日の施工図面の作成と引継ぎ帳を記載する。

そうこうしているうちに夜ごはん。

宿舎は現場事務所を出てすぐ裏のプレハブなのでそこの食堂で食べる。

食べ終わったら風呂に入る前にすぐ裏の現場事務所に戻って図面を書いたり雑用が多い。

社会の役にたっているという思いとお金だけは貯まっていく。

ある時に上司が、この業界はいくら新しい技術開発が進んでも上位20社のメンバーは何も変わらない、と聞いた時に、自分はこの会社でこのままがんばっても、将来はこの人達と大して変わらないんだ…

不連続に一気に成長したりしないと感じた時に転職しようと思った…

12年間働いて気づいたことは、ちっぽけな転職理由だった。

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