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仕事の効率を上げるための方法ーハードウエアの更新

以前、「仕事の効率を上げるための方法」の記事を掲載しましたが、今回からは、各項目に関して、詳しく説明していきたいと思います。
今回は、ハードウエアを更新についてです。

ハードウエア(PC)の更新

ハードウエア(PC)の更新する理由

機械系の3次元CADを使うにあたり、PC(ワークステーション)をできるだけ最新のものにすることはかなり重要です。
3次元CADなど、技術計算と描画性能が必要なソフトウエアは、PCにかなり負荷をかけるので、できる限り最新で高性能・高速なPCが必要となります。

例えば、一つの処理に数秒でかかるのと、数十秒もかかるのでは、長期的な結果として大きな差になります。
1日に、何十回~何百回も繰り返すと、1日で、20分以上もの差になります。
それが、1ヶ月、3ヶ月、半年になると、何時間も時間が節約できることになります。
その結果、実質の時間単価を上げることができます。

お金で、比較的楽に作業効率化できる方法が、ハードウエア(PC)の更新となります。
この方法を使わない手はないでしょう。

経費的なお話をすると、
フリーランスなどの小規模事業者では、「少額減価償却資産の特例」を使うことにより、30万円未満は、この特例で一括で経費として処理できます。
この特例を使用して、PCなどのハードウエアを更新するのです。

PCの仕様等は、以下をご参考にしていただければと思います。

PCの主な仕様

機械系の3D CADソフトウエアを使う場合、以下の仕様が必須です。

CPU: Intel 11世代、もしくは、それより最新でCore i7以上、ラップトップでは、CPUの末尾がHは必須。
RAM: 32GB以上。
GPU: NVIDIA Quadro、NVIDIA RXT Aシリーズ(Open GL対応)
GPUだけは、CADソフトのシステム要件で確認した方がよい。
ビデオメモリは、4GB以上。

筆者所有のモバイルワークステーション

所有しているモバイルワークステーション(Precision 5560)のスペックを紹介します。

メーカー: Dell
型式:Precision 5560
CPU: Core i9-11950H
GPU: NVIDIA RTX A2000(GDDR6, 4GB)
RAM: 64GB(DDR4, 32GBx2)
SSD: 1TB
OS: Windows10 Professional

筆者所有の自作PC

Intel 12世代のCPUで自作したPCのスペックを紹介します、

CPU: Core i7-12700
GPU: NVIDIA Quadro P1000(GDDR5, 4GB)
MOTHER BOARD: ASrock B660M pro RS(DDR4) B660MProR
RAM: 32GB(DDR4, 8GBx4)
SSD: 1TB(Samsung 980)
OS: Windows10 Professional

自作する場合は、保証がないことに注意。
不具合が発生した場合は、自力で解決する必要があります。

メーカー製ワークステーションの紹介

以上、ご参考になればと思います。


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