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スーパー西友の地域差と、90歳を過ぎると加齢臭が変化する話

夏の終わりにスーパー西友に行ったところ、1000円の男性用、下着Tシャツが300円で売られていました。私の街のスーパーでは、毎年恒例の激安セールですが、7割近くが80歳以上の高齢者のためか、あまり売れ行きが良くありません。
東京郊外の高齢者は同じ服を死ぬまできればいいと思っている人が多いのか?または、ニューヨークの高齢者とは違うようで、ファッションで人生を楽しむ事は少ないようです。
また、ファッションセンスは、その人の人生を体現するものなので、年齢を重ねてから、突然上手に洋服を選択する事はできないのでしょう。後は、金銭的な問題もあるかもしれないし、清潔に対する感覚も鈍っているのかもしれません。また、それを指摘してくれる健康的な指摘ができる家族が近くにいないことも理由の1つでしょうか。

ユーアールなど巨大マンションが多い地域にあるスーパー西友に行ったこともありますが、夏の終わりのセールは争奪戦に近いものがあります。私の近くの激安Tシャツは秋になってもずっと売れ残っていますが(私には嬉しい)、巨大マンションのそばではすぐに売り切れてしまいます。

負の遺産と言われるマンモス団地軍は、最後の命を削って、現代人を支えてくれているようです。ただ毎朝の通勤がすし詰め状態で、私には耐えられないですね。

スーパー西友では、Tシャツのバリエーションをたくさん用意

してくれています。ほとんどその全てが500円から300円まで値下げされていますが、もっと良質なもので、製品の特徴もいろいろあります。
その中でも珍しいものが1つありました。
それは

「高齢になるとカビに似た匂いを発する。その匂いを打ち消すTシャツ」

でした。
言われてみればそうだなと思いました。以前老人ホームに訪れた時や、

ご近所に住んでいる90歳を過ぎた男性が歩く後ろを通るとカビの匂いがします。

(近所のおじいさんは風呂も入らなくなりました。いろんな理由で臭いのかもしれない)

家の中がカビ臭かったり、洗わずにしまいこんでいた洋服を着ているのかと思っていましたが、体から発していた匂いだったんだなと気が付きました。本人は毎日匂いを嗅いでいるから鼻が麻痺しているし、もしくは臭覚の機能も減退しているから、自覚症状もないでしょう。本人が気づいてないから、そのTシャツを高齢者自身が買う事はあまりないかもしれない。
ただ

同居していて介護などしている臭覚が鋭い家族にとっては、この上なく嬉しい商品

でしょう。カビの匂いを打ち消す商品などなかなかありません。本物のカビを消すならカビキラーなど劇薬と言われるものを待たなければいけないけれど、老人の体に振りかけたら大変なことになるから、そんなことはできないし。お困りの方はぜひこのTシャツを買ってみて欲しい!

私は

80歳のおじいちゃんと同居していたことがありますが、カビの匂いはしませんでした。

ちなみに私の鼻は、子供の頃からものすごく良く、良すぎて臭い匂いをすぐ察知してしまうので、生きづらさも感じてたほどです。なのでカビの匂いがしなかったのは間違っありません。

男性は、ある年齢になると、体から加齢臭を製造して放つ子ようにできており、悩まれる方も多いかもしれません。ですが、

カビの匂いに変化するよりも、油っぽい加齢臭の匂いを放っている方がまだ若いと言うことがわかりました。

つまり、加齢臭を放っているうちはまだ若いと言う事だ。朝シャワーに入れば8割位の匂いが取れる加齢臭だが、いよいよ死に近づいた90歳のカビの匂いはおそらく取れない。線香の匂いで、香りをごまかすのが関の山だろう。

だから加齢臭で悩んでる男性も、若さを体現している加齢臭を前向きに捉えてみてはいかがだろうか?もしも100歳まで生きてしまうとしたら、人生の多くの時間を加齢臭とともに過ごさなければいけないんだから。またシャワーに朝入れば取れるからうまく付き合えば良いのではないでしょうか。

取れない臭いより取れる匂いのほうがいい。


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