神様が「"恥ずかしい"の感じやすさ」を強にしちゃったよ
どーも。今日chatGPTという対話AIを触ってみたら、僕が3日かけて作ったプログラムを30分で作っていました。ゾッとしましたね。みんなこいつの存在に気付いてないようで僕の仕事はまだ無くならなそうです。
長めの掴みを書いてしまいました。
まじで凄いですchatGPT。
まじでVBA作る案件なんて一瞬で片付きますよ。こわい。
さて、理系な話はこの辺にして。
ここからは人間にしか書けない文を。
毎週水曜日にフロア全体の朝礼がありまして、担当の人が連絡事項を聞いて簡単なスピーチをするというものでして、今日は僕が当番でした。
会社勤めの方はこんな朝礼があるかもしれませんね。何話すか考えるのがめんどくさいやつ。
趣味の話をしてみたり、ちょっとためになる話をしてみたり、笑える話をしてみたり、まぁみなさんいろいろお話しされてるわけですが、
めちゃくちゃ天邪鬼な僕は朝礼のフォーマットに乗っかるのが嫌で、かつ、おもろいことしたいなと考えた結果、
録音した過去の自分の音声を流す
というアイデアが生まれました。
我ながらめちゃくちゃおもろいアイデアです。
あとはこれをやる勇気を持てるかどうか。
やはり人間誰しも直線的にまっすぐ打たれてきた点を全くでたらめな場所に打つことには抵抗があるものですよね。
みんなフォーマット通りにやってるのに突然それを外すことをやるのは勇気がいるわけです。
でもおもしろいアイデアを思いついてしまった。
やりたい。
けど怖い。
けど無難なことするのは嫌。
けど大すべりしそう。
けど、
けど、けど、けど、
とりあえず思いついた原稿を書いた。
喋ってる自分が現在の自分に問いかけたりする件があったりしてなかなか良い。
あとは録音。若干テンション高めに。
録音したのを聞いてみる。
めちゃくちゃ良い。
自分の録音で笑っちゃってる。
(ちなみにその録音はこちら)
https://youtu.be/Ov7FLv7UZlE
自分だけ盛り上がっちゃってるネタは舞台ではあまりウケないというどこかの芸人の言葉をこの時思い出しておけばよかったかもしれない。
そして今日。
朝礼当日。
腹を括っていざ会社へ。
ちょっとはやく来すぎてしまい、座ってるだけなのに心臓の音がこれでもかと聞こえる。
始業のチャイムが鳴る。
4,50人が一斉にこちらを向く。
心臓を鷲掴みにされて揺さぶられてるような感覚。
「おはようございます。朝礼はじめます。連絡事項ありますか?」
手を挙げた人が喋り出す。
全然頭に入らない。
ここまでしてやることなのか??
なんなんだこの状況は?
「他にありませんか?
ではスピーチはじめます。
もうちょっと寄ってもらった方が聞こえやすいかもしれないです。」
スマホを取り出してボイスメモの再生ボタンを押す。
流れ出す自分の声。
声に合わせて頷いてみたりする自分。
眉間に皺を寄せる課長。
苦笑いする部長。
ところどころクスクス笑うだれか。
あまりにも長い3分が終わり、僕もスピーチを聞いていた側として拍手する。
スマホをゆーっくり仕舞い、十分な間を開けて、
「今日も1日よろしくお願いします」
ややウケ
朝礼が終わってからも汗がダラダラ出てきて一瞬で500のペットボトルが空になりました。
その後の感情パーセンテージはこちら
アイデアから逃げなかった自分偉い。
10%
すべった自分愛おしい。
10%
「あの子可哀想」「見てるこっちが恥ずかしいわ」「すべりたおしてたね😋」など思われてるんだろうな恥ずかしい死にてぇ
80%
神様、なぜ僕の「"恥ずかしい"の感じやすさ」というツマミを強にしたんですか。
恥ずかしいという感情の敏感さは弱の方がなにかと生きやすい気がしませんか。
人の目とかを気にせずになんでも出来た方が。
何度もすべって、恥ずかしさを麻痺させてやりますよ。己の力で恥ずかしさ弱を掴みとります。
おわり。
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