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中心静脈カテーテル(首から点滴された話) | 素人の急性膵炎ゆるゆる日記 10

※この前の話はこちら。

もうひとつ手術しました

中心静脈カテーテル、ご存知でしょうか。
……って珍しいものでもないみたいですが。
私は知らなかったもので。

栄養を大量に点滴する時などにされる手術で、首とか胸とかに点滴用の管を設置する処置です。

まあ管じたいは腕から点滴している時とあんまり変わらない感じですが。
たぶん重要なのは、中心静脈? 太い血管に点滴するということ。
太い血管なので身体に影響が出る可能性がある。
何より、見た目が痛そうです。

で。
いま、それをしてます。

いや、たぶん見たら、だいたいの人が「ああ、見たことある」っていうやつだと思うんです。
よくある手術らしいし。
でも、自分で鏡とかで見ると、「うわ、痛そう」と思う。耳の下あたりにテープ貼りまくりで、そこから点滴のチューブが出てる。

テープは管が抜けないようにするためだし、点滴用なんだからチューブが出てて当然なんだけど。

中心静脈カテーテルのこと

入院初日、腕からの採血がうまくいかず(緊急の先生と看護師さんたちを困らせてしまった)、さらに点滴の液がスムーズに入っていかないという状況でして。
対処として、点滴は首の太い血管からすることになったのです。

急性膵炎、点滴いっぱいしますからね。
食事も水も薬も、全部点滴ですから(少なくとも炎症がある程度収まるまでは)。

手術は30分くらいで終わり、2回くらい痛かっただけで済みました(麻酔してたかも)。

まあ、そうやって付けた管が、翌日には詰まってしまい、翌々日につけ直したり。
これはなぜなのか不明。
つけ直しはまた2回痛かったですが、今度は問題なく使用できています。

看護師さんに痛くてごめんねーと謝られたので、むしろ私の血管が細いばかりに……とこちらも謝ったら、膵炎の人にはよくあると言って慰めてもらいました。フォローだったかもしれないけど、そう思うことにします。

そう怖くはないです

まあ、見た目やネットで調べた手術概要を読んだせいで、今は怖がってますが、事前説明では危ない点はあっても腕の点滴とそう違うとは思えなかったんですよね。

手術自体は本当にサクッと終わったし。
腕とは違って、点滴が止まっちゃうことも全然なくてラク。

ただ、たまーにうっかりしてチューブを引っ張って「イテテ……」となるのと、首の所がチクチクすることがある。
あと、最初に書いたように見た目が痛そう。

今日とか、点滴の具合で血が逆流してて……
逆流は腕でも見たことあるから驚かなかったけど、首からのチューブが血色に染まってるのって割とこわい。まあ、寝てたら戻っていったけど。

専門的なサイトとか見て、図解されてるのを見て、完全に空想なんだけど、なんか非常事態になってこの手術を自分がすることになったらできるかな……とか考えちゃった。
たぶん、ゾンビに包囲されてて、手術しなきゃいけない人と自分の2人しか居なくて、しかも患者はこのままでは命が危ない、とかなら……でもその状況で大量に点滴する状況って思いつかないし……とか、どうでもいいですね。
医療関係者って頼もしいなぁ。

他にネットで調べたとこでは看護rooっていう看護師さん向けのサイト。
説明がけっこう分かって面白かったです。あと点滴の手順なんかも書いてあって、なるほどーと思いました。
でも動画は怖いかもしれないから見てない。

採血はまた腕から。

点滴については中心静脈カテーテルが解決してくれましたが、明日は採血があります。
……これは首からは取れないらしい。
(当たり前じゃ。怖いわ)

うーん、大丈夫かなぁ。
点滴打ってそろそろ1週間だから、血管、回復してくれてるといいけど……

※翌日の採血と食事の話はこちら。

 ※さいごに・おことわり※
 以上は素人の感想なので正確なところは専門のサイトや医療機関で確認してください。

画像は桃。ルノワールのstill life with peaches。たまには果物も。


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