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ある日のごはん:明日、退院です…急過ぎない? ひさびさごはん | 素人の急性膵炎ゆるゆる日記 43

退院することになりました

突然ですが、退院することになりました。

今朝、また血液検査があって、その後担当の先生が来て。

医「数字良くなってるよ」
私「そうですか! 良かった!」
医「というわけで、明日、退院してもらおうかなと」
私「はい?」
医「まあ、今日の食事で問題なかったらだけど。あ、お昼から全粥の食事になります」
私「は、はい(朝は絶食だったのに……)」

 というびっくり会話の後、本当に退院が決まりました。

 退院も食事ができるのもありがたいので、その場で「ありがとうございます!!」と即受諾しましたが、でも心の準備ができず午前中はオロオロして過ぎてしまった。

 でも退院です! やった!!

7月27日(火)のごはん


・点滴

 前の入院の時は、栄養剤とか重湯とか、流動食が2日あったので、お粥とはいえ一番ご飯に近い全粥から再開したのは驚きでした。

 でも、考えてみれば、健康診断で前の日食事しない場合とか、少し食事抜いたからって毎回重湯から慎重にメニュー戻したりはしませんよね。

……うーん、でも私、今回も3日ほど食べてないんだけど。

まあ、実は胃腸でちゃんと食事してないと(点滴だと)特に腸の方に問題が起こるらしいので、さっさと食事させようと言うことかも。普通に食べてないと腸内が乾燥したり、悪い細菌が繁殖しちゃったりするらしい。

急性膵炎は、とにかく絶食で膵臓さまのお怒りを鎮めるのがいいのですが、それが長引くと腸の方がマズいので、治療の時にはいろいろ考えるのだそうです。

私の3回目の入院(こう書くとなんとなくめでたい話っぽいが、そんなことはない)は、膵炎ではなく胆嚢炎(たんのうえん)だったので、絶食も比較的短くてすんだのかな、と。


・おかゆ
・白身魚の照り焼き
・すり身の油揚げ包みとナスとインゲンの煮物
・昆布の佃煮 しそ味

・ジョア ストロベリー

久しぶりのごはんで嬉しかった。しかも、今回のおかず全部おいしい!
油揚げ包みは、薄揚げを開いて、中に魚のすり身っぽいものが入ってるやつで、茄子やいんげんと一緒に醤油味の煮物になってた。最初、匂いで高野豆腐かと思いましたが、油揚げでした。
白身魚の照り焼きは甘辛い味で、魚も柔らかくて美味しい。
昆布もふつうの味。つまりけっこう辛いのですが、こういうの食べられるの嬉しい。
全体的に薄味の病院食だと思って食べてたら、おかゆが足りなくなった(おかずそれぞれの配分が多すぎて、最後に残った昆布が余った。美味しかったので分けて、水も飲みつつ食べたけど)。


・おかゆ
・ゆで鶏肉、玉ねぎと人参のケチャップ炒め添え
・菜っぱとソーセージ炒め
・菜っぱのおひたし、おかか

 夜は普通のごはん。いや、昼の照り焼きとか油揚げとかナスとかすごい好きなんで。でも夜も膵炎関係で控えていた炒め物とか加工肉(あ、書いてて思い出したけど、たぶん魚肉ソーセージだった。肉じゃなくて魚…まあいいか)が出てきて、久しぶりだからテンション上がった! そういえばお昼の油揚げも脂質的に一応避けてたんだっけ……久しぶりに食べる油揚げは美味しいです!

 家族や会社への連絡とか病院での事務手続きとかで忙しかったけど、ごはんだけでとても幸せな一日でした。


※さいごに・おことわり※
 以上は素人の感想なので正確なところは専門のサイトや医療機関で確認してください。


※今日の画像Two Birds on a Branch
河鍋暁斎 / メトロポリタン美術館

今日はバタバタしてて書く時間がギリギリです。でも絶対記録しておかないと、と思って急いで書いて、あ、画像どうしよ、と探したら、この絵が。普通の鳩、二羽。河鍋暁斎だから単なる鳩の絵かちょっと疑ってるけど(すみません、河鍋暁斎さんのことは全然知りません。)

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