ある日のごはん：想像ごはん生活。 | 素人の急性膵炎ゆるゆる日記 41

　手術、無事終了しました。
　内視鏡のやつで、ふつうイメージする手術よりは楽。皮膚も切らないし。でも2時間くらいかかるらしい。

　らしい、というのは麻酔で寝てて覚えてないからです。
　正確には麻酔じゃないのかな。病院の人たち、「眠くなるお薬」としか呼んでなかったので。喉に使う麻酔は「麻酔」って言ってたから。

　まあ、細かいことは良くわからないですが。

　そんなわけで手術中はずーっと寝てたので記憶がありません。口を開けてる用にマウスピース付けて、鼻に酸素の管を当てられて、手術ではうつ伏せがいいからと枕を抱えてうつ伏せっぽい体勢になって、看護師さん（たぶん手術準備のプロの人）と何か話してたとこで記憶切れてる。
　麻酔？ってすごい。
　ベッドで、前回の手術では寝た記憶が無いから、今回は覚えておきたいなー、でも意識してて麻酔が手術中も効かなかったらやだなー、と考えていたことは覚えてるんですが。
　ちなみに10何年前、怪我で全身麻酔された時もこんな感じでした。いつ寝たのか覚えて無いんです。
　前回の方がお医者さんが入って来たのを覚えているので今回より長く起きてたかも。まあタイミングの差かもしれない。

　なお、手術は前回と同じ。
　今回は膵炎にはなってないけど、胆石が胆管に詰まって黄疸まで起こしてるので、また胆石を固定して体調を治す必要があるようです。

　まあ、黄疸って言ってもまだ数値でしかわからないくらいらしいですが。肌や白目が黄色くなるのが特徴らしいけど、黄色くはなってないなぁ。一応、排泄の色には早めに影響が出るそうで、尿検査の時、色が濃いって言われましたけど、たぶんアレが黄疸。ちなみに、大の方は色が薄くなるそうです。
　あと、今回おなかが痛いのは黄疸（というか、詰まっている胆石）のせい。

　ダメージが抜けるにはタイムラグがあるらしく、今もちょっと痛いです。
　全然寝られるのでたいしたことないですが。痛みレベル0.5〜1.5くらい。

　なんか、余計に手術することになってしまった。病気になるのはじめてなので、ちょっと面白がってるけど。
　我ながら呑気かもしれない。

7月26日（月）のごはん

朝
・点滴

同室の人のごはんの匂いがします。
ハンバーグかミートボールかな……と想像したのですが、食事メニューを見ると今日は和食で、お肉とかケチャップとかのメニューは無さそう。
いったい何を食べてるんだろう、お隣さん。

昼
・点滴
私は絶食ですが、4人部屋なので他の方はごはん食べてる（1人、絶飲食の人もいる）

「あ、パンだ〜」と喜ぶ声がして微笑ましい。
後でメニューを見るとサンドイッチだったらしい。まあ、病状によってメニュー変わるから、サンドじゃなくてパンが出たのかもしれない。ハムとかマヨネーズ、膵炎だと食べられないし、他の病気でも控えた方がいい食材ってあるだろうし。
……というところで気になるのはサンドイッチの具。野菜やツナ、ささみとかかな。私だったら食べられるのそのくらいだけど。ジャムサンドもあるかな。私は好きだけど、甘い主食は嫌がる人も居そう（まあ、サンドイッチじゃなくてふつーの食パンで出てくるだろうけど）

夕食
・点滴

いきなり鮮烈なオレンジの香り。
お隣の人、何食べてるんだ……。昼にフルーツは出たみたいだけど、夜にはそれっぽいメニューないんだけど。昼の残りかな。
続いて、おいしそうな肉じゃがの匂い。これはメニュー通り。ごはんと鮭と肉じゃがと浅漬け。すごく和風のちゃんとしたごはん。
おいしそうだなぁ。

と、若干（？）意地汚く、おいしそうなごはんを想像してすごしてました。

だって暇だし。

派遣会社への連絡も無事にすみ、退院も前の二回より早くなりそうで、いろいろホッとしたのですが、ホッとしたせいか、食欲が強くて困ります。
手術の後なので、今日は絶食！と言われているのに。

なお、明日は違うとは聞いてないので、明日も絶食続きそうです。

栄養剤のエレンタールさんでもいいから、味のするもの食べたい……。
手術の準備で飲んだ造影剤（だったかな？不明）はヨーグルトっぽい味でおいしかった。
たぶん、普段なら粉っぽいとか思うんでしょうけど。空腹って不思議。

※さいごに・おことわり※
　以上は素人の感想なので正確なところは専門のサイトや医療機関で確認してください。

※今日の画像
Still Life with Apples and a Pot of Primroses
ポール・セザンヌ / メトロポリタン美術館

オレンジじゃなくてりんご。色がオレンジだし、おいしそうなので。