関数すら苦手だった私が基本情報に合格した勉強法〜前編〜

IT界隈でお仕事してる人なら知っているであろう基本情報技術者試験。エンジニアの登竜門と言われている国家試験です。関数組むの苦手だし得意な人がいるんだからその人にお願いした方が早いでしょと考えていた私が合格するまでどんな風に勉強したか、合格して何が変わったのか書いていきたいと思います。
(令和3年秋期に合格しました)

私のスペック

・情シス経験3年
・自社SaaSサービスのテクニカルサポート2年
・保有資格
 ・ITパスポート
 ・情報セキュリティマネジメント
 ・AWS Certified Cloud Practitioner
・プログラミング言語の勉強をするも入れ子が出てきた途端パニクり挫折
・ExcelはSUM/AVE/IFが分かる程度。マクロは触れたことがない。

こんな感じでプログラミングとか出来ないし、関数組むのもちょっとしんどい…という状況でした。

なぜ取ろうと思ったか

理由はいくつかありますが、ざっくり言うと基本情報を取れたらステップアップできる気がしたからです。具体的に書くとこんな感じ↓

・AWSの資格を取ってからエンジニアとのコミュニケーションコストが下がった(私の知識不足によりコストがかかっていた)
→知識が増えたら更にコストが下がりそうだし、深い話が出来るようになりそうという期待

・非エンジニアの同僚の中に基本情報保有者がいて、私を含む他メンバーとは知識レベルが一段違った
→合格できたらこの方みたいになれるかもという期待

・私が師匠と敬う方によるオススメ
→「基本情報を持っていると、基本知識は問題ないことを証明出来る。ネットワークや他のことを学ぶにもベースとなるからオススメ」とのこと。師匠が言うなら間違いない、何としても取ろうと決意。途中、アルゴリズムがわからなくて泣きそうになっても頑張れたのは師匠のおかげです。

※どんな資格なのかはIPAが詳しく説明しています→IPAサイト

どうやって勉強したか

勉強期間は3ヶ月、合計166時間でした。
テキストを3冊購入し、アプリとWebサイトを利用しました。スケジュールはこんな感じです。

1ヶ月目:午前対策
2ヶ月目:午前問題受験、午後対策開始
3ヶ月目:アルゴリズム対策、午後問題受験
→現在はCBT方式と言って、試験会場のPCで試験を受けるスタイルになっています。このおかげで午前・午後の試験を別日に受けたり、数日前までであれば試験日を変更したりすることが出来ます。

 📅 1ヶ月目:午前対策

何はともあれ午前対策テキストを1周しました。わからなくても悩みすぎずにサクサク進め、ノルマは20ページ/日に設定。そしてテキストと並行して、Webサイトを使い午前問題の過去問を解き、電車などスキマ時間はアプリを使いました。

苦手な計算問題は、受験ナビで繰り返し練習しました。目標は、過去問でコンスタントに8割取れるようになることとしました。

📕 実際に使ったもの
◆テキスト
 ・栢木先生の基本情報技術者教室
 →全般的な知識を習得出来る午前対策テキスト
 ・情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本
 →これを読めばアルゴリズムがわかるようになるテキスト
 ・基本情報技術者 らくらく突破 表計算 (情報処理技術者試験)
 →関数を分かっていなかった私が苦手意識を払拭できたテキスト
◆アプリ
 ・【令和2年春対応】基本情報技術者試験 午前問題集(iPhone)
 ・【令和2年春対応】基本情報技術者試験 午前問題集(Android)
 →出先でサクッと勉強出来るアプリ
◆Webサイト
 ・基本情報技術者試験ドットコム
 →豊富な過去問とその解説がわかりやすい。過去問は全てこのサイトで解いた。
 ・基本情報技術者試験受験ナビ
 →基本情報に関する網羅的な情報が掲載されていて、問題の解説が本当にわかりやすい。

 📅 2ヶ月目:午前試験を受験、午後対策開始

勉強開始から1ヶ月半、時間にして75時間勉強した頃、午前問題を受験し8割弱正解できました。(合格基準点は100点満点中60点)
→試験終了後、すぐにスコアを確認することが出来ます。これもCBT方式のおかげ。

よし、午後対策をするぞ!と思ったのですが、情報を集めてみると午後問題のベースは午前問題にあるということで、以下のスケジュールで進めることにしました。

・午前テキストのうち、苦手な分野の復習(4日間)
・表計算テキストを1周(7日間)
→プログラミング経験がないので、表計算を選択しました
・過去問を解きまくる(試験直前まで)

長くなってきたので、ここで一度切ります。
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