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アニメ『薔薇王の葬列』第2話感想

こんばんは。きなこもちです。
第2話も見たのでさっそく感想です。ちなみに前回は以下の記事です。

声優には力が入ってる

やっぱり一種の大河ドラマなだけあって、声優さんの演技には力が入ってますね。一部、ヘンリー6世を緑川光が演じてるのを色っぽすぎてちょっと嫌だなぁと書いてる人がいたんですが、私はヘンリー6世の人となりとかを歴史をかる~くつまんで知ってるので、むしろ適当な人を持ってこれない分妥当と思ってます。声だけで判断すると嫌な人もいるだろうな、くらいの気持ち。

今回などは特にヘンリー6世がとにかく逃げたがっている描写が必要なので、あの声で絶望してくれるのは妙にそそられるものがありましたね。

アニメなのに動きが少ない

第1話でも思いましたが、やはり動きが少ないです。特にリチャードが父を案じてヨークの土地に馬で向かうシーン。ぜんっぜん馬が走らないのです!正確にはリチャードが馬にまたがってる一枚絵で、走ってることを表現してますが、そこはアニメだし、走らせてくれよと。

まぁ第1話でエドワードとジョージ2人が馬にまたがるシーン見ただけで、馬と人物のバランスがちょっとおかしかったので、技術的に難しかったのかなと想像してます。あと、シンプルにお金。『無職転生』はアニメのためだけに制作会社作ってますしね。あれと比べてしまうのがまずいよなぁと思うところはあります。

マーガレット率いるランカスター隊が弓を射るシーンはよかったですよ。でもあれは映画『HERO』とかを真似て、CGに頼った感じだったので、原作のイメージからすると、違うと感じました。ていうかCGはうまかったので、アニメ絵がむしろ苦手なのでは?とすら感じます。

ストーリーはすでに知ってるから、あとは耽美さと不気味さをもっと表現してくれ

これは私の願望ですね。

『薔薇王の葬列』自体も確かに耽美さと不気味さがあるから、そこに重きをおいてほしいと思ってるのですが、『リチャード三世』という題材自体がもっと救われない感じなんですよね。今のアニメは若干中途半端で、耽美を出し切れないからと、シルエットイラストに頼りすぎてる気がします。そしてシルエットイラストだと不気味さはあまり出ない。色が鮮やかすぎるんですかね…。背景絵で、頑張ろうとしてるんですがね。

個人的には今やってるアニメ『平家物語』の方が、雰囲気作りやカット割に力が入って作品が生きてる感じがします。

おわりに

アニメ『平家物語』はまだ感想書いてないので、どこかで書きます。『薔薇王の葬列』はがんばってくれ〜というところです。

画像はこちらからの引用です。


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