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就活生に会って話したときに思ったこと

こんばんは。きなこもちです。

最近、ひょんなことから就活生に会いまして、いろいろと質問を受けました。すでにその方はいくらか内定をもらったと話していましたが、私の所属する会社も選考に進んでて、どんな感じが知りたいとのことでした。もう内定もらってるとは優秀ですね!私も自分が就活生のときに、中の人にアポを取って会いに行ったことがありましたが、自分がアポを受ける側になったのかぁとじんわり感慨深いと思いました。

さてその方からの質問ですが、就活生でまだ社会人生活がはじまる前からキャリアについて悩んでいるそうです。そもそも私とは職種が違いますので、その方のキャリアを私がどうこう言えませんが、「あなたのキャリアはどうやって決めましたか?」と聞かれました。で、ありのままに話したんですけど、あれ?私当時どんな思いで就活してたのかな?と、わからなくなってることに気づいたんですね。

私の話を細かくすると身バレしそうなので言えませんが、今回質問してきた方に答えた内容は嘘ではないんですけど、もうちょっとくらい熱い想いがあった気がすると考えながら話しました。けど、実際に話した内容は実にいきあたりばったりで、銀行とかはお固そうで私の性に合わなそうだから選ばなかった、で、希望の会社に入れたはいいけど周りが優秀だったからがんばんないと振り落とされると思ったからそこそこがんばった、と言ったんです。要約するとこんなもんなのか、と自分でもあっけなくて口から出てきた言葉に正直びっくりしてしまいました。

これを就活生がどう思ったかわからないですけど、これ以上でも以下でもないんですよね。キャリアは二の次でそのときそのときの思いつきで動いてたなと改めて気づきました。

世の中いろんなキャリアの話がはびこってますが、極端な話、今いるところでがんばるしかないと思います。今いるところが最悪で脱出したい場合でも、脱出のためにがんばることになるので、やっぱり今いるところでがんばるになるんですよね。どうがんばるのかとか、がんばり方やその方向性にもいろいろあると思うんですけど、どうがんばれば自分の望むキャリアになるのか正解はない気がします。

管理職をやったことがありまして、現状維持でよいと思ってる人もまぁたくさんいるわけです。就活生の中にもそこそこいいとこ入れたら、あとは徐行してたいと思う人だっているでしょう。今回質問してきた方はそうはしないと思いますけど、キャリアキャリアって考えすぎて、適当に動いたときに出会えるかもしれないセレンディピティをうっかり無視しないようにしてほしいですね。

まぁ自分のキャリアなんてそんなものです。小難しく考えるより、自分にとっての気持ちよさみたいなものを優先する生き方もアリだと思いますよ。

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