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【映画】ノマドランド

プロフィールに映画のことを
書いておいて、まだ一回も
映画の話をしていなかった
なのでサッと記録します

先日、
フランシスマクドーマンド主演の
「ノマドランド」を観てきた

マクドーマンドは
「スリー・ビルボード」を数年前に観てから
大好きな女優だ

なによりカッコいいのだ
メンズライクな顔つきと衣装が
神秘的にマッチしていて憧れる
演技もすこぶるいい
劇中彼女が怒鳴るとこっちまで身体が震えて
泣くとこっちまで心が痛くなる
なぜか女優ではなく友人を見ているような
身近に感じるのだ
そんな演技をする彼女がとても好きだ

本題に戻るけど
ノマドランド、とても衝撃作だった

ノマドというのは
遊牧民や放浪者を指す言葉だが
この物語はいわゆるリーマンショックで
家、家族、友人、地元
を失った60代の主人公が
車上生活をして生きていく物語だ

観終わってから知ったのだが
出演者の主演マクドーマンドと
旅中に親交が深くなるデビッド・ストラザーン
以外は、実際にノマドとして暮らしている
一般人を起用しているとのことだった
これにはびっくりした
自然すぎて何も気付かなかった

生きる
ということはそもそも
どういうことなのだろう

仕事をして、結婚して、子供を育てて
そんな社会的に当たり前とされていることが
はたして当たり前なのだろうか

全てを失った主人公が
ノマドという生き方を通し
あらゆる人と関わりあうことで
これからの生き方を探していく

そんな彼女の姿を見ていて
自分も大切なものが全てなくなったら
一体どうなるんだろうか
と問わずにはいられなかった

また、こんな世の中だ
コロナ禍でより一層自分の生き方を
考える人は多くなったはず
私もその一部だ

ノマドという考え方や生き方が
これからもっと普通になって
身近に感じていくのだろうか

この時代下にこの映画に出会えて良かった

今はがむしゃらに生きている感じだが
私が60歳になった時に観たら
また違うことを思うだろう

その時まで生きていたら
もう一度観ようと思う

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