顎変形症記録~術前検査・貯血編~
みなさんこんにちは!
今回は、術前検査と貯血について記載していこうと思います!
術前検査とは
まず、術前検査とは…?と思う方も多くいらっしゃると思いますので、簡単に説明します。
術前検査とは、手術予定の病院(主に大学病院など大きい病院)で行う検査で、手術によって身体が耐えられるかということを見るための検査らしいです。
たしかに、手術によって骨格や歯並びが良くなっても、命を落としてしまったり、病気になったりしたら元も子もないですからね…
特に、顎変形症の手術は、全身麻酔下で何時間も手術を行うので、身体への負担が大きい手術となっています。そのため、しっかり身体に異常がないか見るそうです!
術前検査 検査内容
術前検査の検査内容に関しましては、病院によっても異なるとは思いますが、私の場合は、
血液検査
尿検査
レントゲン
心電図
CT
MRI
の検査を行いました!他の方を見ていると、これに加えて呼吸の検査も行う場合があるようです。
どの検査も、そこまで辛くはありませんでしたが歯や骨格のレントゲンは地味につらかったです…特に私は、下顎後退で気導も狭めだったので、ずっと同じ姿勢を維持しないといけなかったのがつらかったです…(´;ω;`)
あとは、採血が苦手な方も多いと思うので、その場合は看護師さんにしっかり伝えて横になって採血してもらうなど対策を取ってもらったほうがいいと思います!無理して倒れて頭打って手術できなくなると大変なので!!(ちなみに私は採血好きなので、いつも注射針をガン見します(笑))
注意点としては、採血するまでごはん食べられない場合も多いので、貧血などに注意が必要です!!
貯血について
「貯血」とは…?と思う方も多くいると思いますので、貯血についても記載していきます!
貯血とは、事前に自分の血を取り、手術で出血が多く、輸血が必要となった場合にまず自分の血液を使えるようにあらかじめ取っておくことです!
(簡単に言えば、自分用の献血です)
顎変形症の手術では、口の中を切るので出血します。一定量でしたら輸血等は必要ないのですが、何らかの原因で大量出血した際に、貯血した血を使います。自分の血の方が、身体にとっても安心ですもんね!
200~400mlくらい貯血する方が多いみたいです。
時間は、大体1時間くらいかけてゆっくり取ります。痛みは、採血用の注射針を入れる時と抜くときくらいなので、採血中は痛みはありません!
ただ、この貯血で気分を悪くされたり、倒れたりする方が多いみたいなので、帰りは迎えに来てもらうかタクシーを進められました。
本当は家族か誰か、付き添いがいたほうがいいみたいです。
私は1人で歩いて帰りました。(マネしないでね!!)
そして時間ですが、術前検査と貯血で、丸一日かかります…( ;∀;)
9時に病院に行って、帰れたのが夕方4時くらいでした…泣
ちなみに、お会計は1万円ちょっとかかりました。地味に高い!アルバム3枚買える!!!
…まじで顎変形症の治療ってお金かかるよね!!!泣
まあ、一般的な矯正も100万円くらいかかるからあんまり文句は言えないんだけどさあ…という気持ちになりました。(笑)
次回はついに手術編です!
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