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遠藤祐亮をもっと好きになる、宇都宮ブレックスの試合観戦。

こんにちは。「きんきんきん。」という名前の者です。(@kin__kinkin

2月28日、この日は宇都宮ブレックスの試合会場であるブレックスアリーナへ行きました。

ブレックスの対戦相手はシーホース三河。前日の試合ではシーホースが勝利しており、ブレックスにとってはホームでの連敗は避けたい試合。
前日に日帰りで島根でサンロッカーズを応援していた私ですが、疲れ以上に楽しみな気持ちを感じながら会場へ向かいます。

ブレックスアリーナに行くきっかけとなった遠藤祐亮選手

今年の1月末にサンロッカーズがブレックスと対戦した時、私が座っていた目の前にブレックスの遠藤祐亮選手が立っていました。

その日はコートサイド1列目、ちょうどコート中央の席に座っていた私。
遠藤選手は後半開始のスローインをするために立っていたのですが、あと1歩下がってきたら触れてしまうような近さで、ユニフォームの素材感も彼の鍛えられている筋肉感もハッキリ。わずか10秒程度のことながら、緊張したのを覚えています。

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その後、私が参加しているnoteサークル「バスケ愛 語り部」が展開しているメディア「B Talks」では、遠藤選手が取り上げられることに。

私は取材動画のノーカット版を視聴できるプランに入っているのですが、その中で彼や安齋竜三HCが語っていたのは、苦労や葛藤に積み重ねてきた努力、そしてお互いの信頼を感じるエピソード。
何となく「もともとは下部組織のチームから上がってきた人だし、あのブレックスに長くいるんだから色々経験はあるはずだ」とは思っていたものの、ここまでの苦労人だとは、初めて知ったのでした。

遠藤選手を改めて注目したいと思った私は、ブレックスの試合に行くことを決意。
ブレックスは今シーズン、ダイナミックプライシングの制度を導入しており、日々チケット価格は変動。Bリーグ屈指の人気チームだけに、初日の設定価格よりも高騰する傾向にあります。
今回私が購入したチケットは1階のブレックスベンチ裏にあった席。10,000円超となかなかなお値段でしたが、「せっかくだから」と言い聞かせながら、エイヤとチケットを購入したのでした。

思わぬところで遠藤選手を見かけて

一通り選手入場前のアップが終わり、コート上に人がいなくなったタイミングを見計らって、私はお手洗いへ。

小便器で用を足していると、誰もいない1台を挟んで右側にブレックスのジャージを着た男性が。
「選手がここにはやってこないだろう」と思いつつも、私より背が高くて、整髪料でしっかりと固められて、分け目のはっきりした黒々とした髪。
思いつく人はひとりしかいませんでした。

用を足し終えて手を洗っている時、同じように手を洗うところへやってきたジャージ姿の男性が鏡に映った瞬間、「遠藤選手"かも?"」という疑問が、「遠藤選手"だぁ!"」という確信に。
凝視してると思われないように目をそらしつつ、平静を装いながらもドキドキが収まりません。

なお、「遠藤選手"かも?"」と思った時点でソワソワしたこともあり、彼のものがどんなものなのかは、横目で見る余裕も勇気もありませんでした。

この出来事に妙な運命を感じたチョロい私は、すぐにグッズ売り場の前にできていた列に並び、遠藤選手のTシャツを購入。早速着用して試合観戦に臨みました。

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(スターティング5紹介前、ライアン・ロシター選手と話していた遠藤選手)

遠藤選手大活躍!ヒヤヒヤしつつブレックスも勝利

遠藤選手のTシャツを着たことが功を奏したのかは知りませんが、前半は遠藤選手が大活躍。
とにかくスリーポイントシュートが入る入る。前半で打ったスリーポイントシュート6本は全て成功し、前半の大幅リードの立役者に。

スリーポイントシュートが決まった時に流れる、学校のチャイムを豪勢にしたような音が会場に響く度、心の中は大騒ぎ。大声を出せないのがもどかしい。

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ディフェンスでも、シーホース屈指のシューターである金丸晃輔選手のシュートを外させるような場面も見られるなど活躍。
「えんちゃん大当たりだわ~来て良かったわ~」と心地良い気分になりながら、前半を終えました。

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後半に入るとシーホースが息を吹き返し、後半開始時点で21点あったブレックスのリードは、わずか5分で一桁に。
遠藤選手は前半とほぼ同じ程度のプレータイムではあったものの、外国籍選手を中心とした得点が多くなったこともあり、シュートを打つ場面は減っていました。

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(ベンチにいる時は、味方のファインプレーに笑顔で拍手していた遠藤選手)

その後も続く一進一退の攻防にヒヤヒヤしましたが、比江島慎選手のオフェンスリバウンドからのスリーポイントシュートなど見所があったブレックス。リードを守り切り、93-84で見事勝利。

試合終了後のセレモニーでインタビューを受けていた遠藤選手の姿を見ながら、先日見た動画で知ったエピソードと重ね合わせて、感慨深い気持ちになっていたのでした。

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ちょっとだけお知らせ

遠藤選手の動画は、YouTubeチャンネル「B Talks」で視聴することができます。
本人へのインタビューに加えて、貴重な過去の写真や安齋HCが語るエピソードなども交えた11分程度の動画。まだご覧になっていない方はぜひ。

ブレックスアリーナ、行って良かったなと思います。
遠藤選手のことが、もっと好きになっちゃいました。

帰りは在来線のグリーン車に乗りましたが、座席番号は遠藤選手の背番号にちなんで9番を選択。席に座りながら、暖かい気持ちでこのnoteの記事を書きました。

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(うさぎや宇都宮東口店にあるタリーズコーヒーで頼んだブレックスラテ。ブレッキーのラテアートはホームゲームの日限定)

「きんきんきん。」という名前の者でした。ではまた。



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