バスから降りられなくなった話

この前仕事帰りバスから降りられなくなった

物理的にじゃなくて、心理的?に出らんなくなった

ちょっと意味わからんと思うけど、一連の流れ説明する

通勤に使ってるいつものバスで、

最初にSuicaタッチして乗り込む、料金一律のタイプ

目的のバス停の直前になったらボタン押して

停車してドアが開く

椅子から立ち上がって出口に向かう

が、何故だかバスの外に降りられない

しばらく扉開いてるのに出られなくてもたもたしてたら、

押し間違えたかと思われたのかバスが発車

慌ててすぐボタンを押す

次のバス停でも降りれない

これを3回連続でやっても出れなくて、運転手にキレられた

動悸すごくて変な汗じわじわでめちゃめちゃ不安だったんだけど、

他の乗客も多かったからボタン押すのを自重

途中停まる度チャレンジしても結果は同じ

結局、最終地点の車庫まで行った

当然乗客はオレ一人

そこでも依然として外に出られない

酔っ払いだと思われたのか、運転手が強い口調で注意してくる

勢いつけて飛ぶように試してもやっぱり降りられない

見かねた運転手が手を引っ張ってくる

引っ張られてるのに何故か抵抗してしまって出られない

ここでオレ号泣

今年35歳なんだけどさ笑

したら、これはいよいよおかしいと思ったのか運転手が応援3人連れてきた

みんなで一斉に引っ張ってもらって、やっと出られた

恐怖と安堵と焦燥とかの感情ぐちゃぐちゃになって、恥ずかしながらへたり込んじゃってずっと泣き止まなかった

運転手は親切にもタクシー呼ぶって言ってくれたんだけど、もう怖すぎて断った

まともに謝罪する事も出来ないで、2時間かけてふらふら歩いて帰った

あれ以来乗り物がダメになった




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