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丹田よりも重要な場所

 気功では、下腹部にある臍下丹田(せいかたんでん)をエネルギースポットとして重視しています。

私が習った気功では、下丹田(しもたんでん)と呼んでいます。

確かに初期の段階では、下丹田を鍛えて、気を貯めることを重視します。

ただし、これはあくまでも表の東洋医学の話です。

裏の東洋医学では、通過点の一つでしかありません。

では、裏東洋医学では、どこを重視しているのか?

それは、下丹田とお尻の尾骨の中央にある、下黄庭(しもこうてい)と呼んでいる場所です。

また、頭頂部の百会(ひゃくえ)から下黄庭までを真っ直ぐに通る中脈(ちゅうみゃく)です。

中脈は、この他、手足の中央を貫く気の流れです。

中脈が通ることで、体の内部を貫く気の流れや体の表面を流れる気の流れも活性化します。

ですから、私は楽心ヒーリングのセミナーで、中脈の活性化を最初に行います。

効果は高いですが、邪気の放出量も凄いです。

気功を習う時は、中脈を知っている先生を選びましょう。

写真は、大洗水族館にいたマンボウです。

2m以上あるのに、動きはゆっくりで愛嬌があります。



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