辛くて良かったと思える人生

僕は16歳の新人高校生
定時制高校で人数は30人にも満たない
でも今僕は人生がすごく楽しい

そうなれたのは中学生時代
僕は中1の時いつも通り友達と遊んだり
中学から始めた野球部に励んでいた
入りたては楽しかった。でも2学期が始まって少し経つとクラスからの視線を感じるようになった
よく遊んでいた同じクラスの友達がいたんだけど1つ欠点があって
それがすげぇ口の軽いやつで
よく僕に「誰々がお前のこと」みたいに不快になる事をよく言ってくるやつだった。
僕はまだ信用していたから
「あーそうなんだ」とか
「じゃあ〜〜だろ」みたいなこっちも
本人に晒さないだろうと思って嫌味を返していた
すると相手に伝わってたらしく
相手から始まった陰口が
自分の未来に黒を塗る行為をしてしまった
でもそうなっててよかった
じゃないと今も変わらず陰口を言われていただろう
野球部もほとんどが同じクラスの奴らで本当でもない噂も広まり嫌な視線や差別があった
誰よりも励んでいた部活生活も濁り
学校生活がとうとう暗くなってきた
野球部は辞めて後々卓球部に入った
数日、数十日と休みをするようになり
結果的に不登校になった
夜がストレスから始まった体調リズムで
寝れなくなる体になり夜更かしをして
朝は起きたくないと同時に起きるのが怖かった
そんなものが重なって病院に行くと
「起立性調節障害」という病気になっていた
思春期の1割に起こりゆるものらしいが
僕には重すぎた
そしていつの間にか2年へと進学していた
すると兄が社会人となり県外へ引越しすることになって手伝いを数日間しに行った
兄とはその時まで全く喋らない仲だった
兄の家まで母の車で行っている時
ふと車のポケットに入っていた1つのCDが目に入った
兄のものと分かっていたから兄がいない時に流した。なんか聴いた事がある感じの曲調で自分にはすっごく馴染みがあった
その時はまだいいなーくらいだった
引越しも終わり1学期が終わると
夏休みが入り卓球部の午前練がある生活になった
でも僕は起きれなくて行けなかった
するとたまにしか練習に行ってない友達から電話がかかってきて、多分その日は行ったんだろう
電話に出ると口の軽い友達と一緒にいた
なにーて言うと
ニートwお前部活来いやー!www
みたいな電話、たったそれだけを言いたいがためにかけてきた
僕は皮肉がすっごくら嫌いだから
その時プチっと電話を切って
その2人をすぐブロックした
連絡手段は1切とれないようにして
そこでそいつらとはきっぱり縁を切った
そしてまた孤独が増した
自分は考えすぎるタイプだから
2学期始まったらまた嫌な目が多くなるんだろうって思っていた。考えすぎて
同じクラスだった親友にさえも怖くなった
学校に行くと「明日も来いよー」
て言ってくれる友達も沢山いたけど
でもそれがすごく自分の中でストレスだった
自分は断れない性格だから
無理して「うん」とよく言ってた
だから次の日学校に行けなかった時
すごく申し訳なかった
そんな日々が続いていくと
期待してくれていた友達にさえも呆れられ
自分の事を分かってくれる友達なんて誰一人いなかった
だから家族にも話せなくてずっと1人で抱え込んでいた
生きてる意味が分からず
僕は学校がトラウマだったから
行けた日はすごく楽しかったし嬉しかった
でも絶対心の中には怖さがあった
周りが全員敵に見えて仕方がなかった
学校に行けない自分を迎えにきてくれる友達も沢山いて、今思うとそんな友達がいてくれたからこそ
悪い出来事も必ず必要だったんだって思える
でも当時は迎えに来てくれる友達も怖くて
起きてないふりをずっとしていた
(せっかく来てくれてたのにごめんね)
そんな時兄が持ってたCDをまた車で手にして流すと
前となんか違うくて、
YouTubeで色んな曲を聴いた。聴いていくうちに自分の日々や人生に合った歌詞やメロディにおいても凄く感動するようになったバンドがいる
「go!go!vanillas」ていうロックバンド
僕の心の底からベストヒットしていた
そこで泣いて泣いて、今までで1番涙を流した
特に「Magic Number」ていうアルバムは
やばすぎて語彙力を失う。
人生が辛い、生きてるって実感できない人は
1曲でもいいから聴いてみて
(特に春眠とライクアマウンテン)
そして僕は変われるようになった
変われた、
楽しくなって笑顔になれた
go!go!vanillasと出会えて人生が開花した
そして僕はgo!go!vanillasと将来一緒にライブをする事を夢に持っている

こんなふうにこのノートを見てくれたあなたも人も辛い事が日々の生活には必ずある
でもこれはひょっとすると良い未来にしてくれるための近道なのかもしれないよ!
その人生の中に新たなきっかけが生まれますように

辛い思いをしてきたこと、
兄と出会えたこと、
ここの家族でいれたこと、
go!go!vanillasに出会えたこと、
今が幸せなこと。
全て死ぬまでのストーリー

見てくれてありがとう!!
こらからも頑張ろうね!
明日も笑えますように

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