【青森市の新しい斎場整備について聞きました】令和4年度青森市議会第4回定例会予算委員会・木村じゅんじ質疑原稿

こんにちは。青森市議会議員の木村じゅんじです。
長いテキストを共有するために、ノートをはじめました。よろしくお願いします。 

初投稿は、令和4年12月19日(月)の予算委員会での質問原稿です。まず、青森市の新しい斎場整備について質疑した部分です。

なお、あくまでこれは私が作成した原稿であって、正式な議事録ではありません。
1月末ごろ議事録が青森市議会HPにアップされると思います。


【木村じゅんじ質疑】
 青森市の2020年現在の老年人口は84787人で、人口に占める割合は、30%を超えています。今後、亡くなる方が多くいらっしゃる、いわいる多死社会の時代だと言われています。市では、令和7年から令和32年まで、亡くなる方が1年で4000人以上の時期が続くと推計しています。
 地域のご年配の方とお話しすると、やはり自分の死を意識されていらっしゃいます。年配の方、子供や孫に自分がなくなるときに迷惑をかけたくないと言うことをよくおっしゃっています。
 自分が生きている時、元気でいるというのは自分の心がけで次第で、というところもあります。しかし亡くなった後の事はご本人はどうにもできないわけです。そして、その亡くなった後のことで、ご年配の方が大変心配されていることが1つあります。
 それが火葬場が古いと言うことです。駐車場も狭く、予約がなかなか取れずに火葬までに時間がかかってご遺体の保管料がかかってしまう。ついては火葬場を新しくして、なんとかしてほしいと言う方ほんとにたくさんいらっしゃいました。 自分が死んだ時に、火葬まで時間がかかっては、子や孫にお金をかけて申し訳ないと、おっしゃるんですね。
 今回、この青森市斎場整備運営等事業で、新斎場の整備が始まるということを、地域の方にお伝えすると、大変喜んでいらっしゃいました。
 現在の青森市斎場は昭和47年に開設され、約50年以上が経過しております。先ほど述べたようなこと以外にも、火葬に来られた方が、また別の火葬に来られた方とすれ違うような形になる、つまりプライバシーが確保されていないだとか、館内に段差が多いだとか、様々市民からの要望があるということです。
 そこで質問致します。現在の斎場に比べて新たな斎場はどのように変わるのか、お示しください。

(市から、現在の斎場と新しい斎場を比較しながらの概要が示されました。)

 新斎場では、現斎場の課題が十分に解決されるよう、施設要件を定めて実施されるものと分りました。今後設計また建設に置いて、この要件がしっかりと反映されるように私の方で管理をお願い致します。またご主人が亡くなった後、子供や孫に費用の面で負担をかけることが忍びないというのが、ご年配の方の1番の願いです。現斎場は1日に平均して、8.4件の火葬を行っております。現斎場の通常時の火葬件数は1日8件ということですから、少し火葬が集中しますと、火葬の予約がすぐには取れないという状況になってしまいます。新斎場は、1日14件火葬ができると言うことですし、インターネットでの予約も可能になるということですから、スムーズに葬送が計画できると思います。 この葬送に関する費用に関連して、再度質問いたします。現在、青森市斎場の使用料金、市民は無料ということですが、新しい斎場では使用料を改定するのか、市の考えをお示しください。

(使用料は今後検討する旨、市側より回答)

斎場の使用量が大幅に値上げされいるとの報道もあり、新しくなった青森市斎場でそのようなことがあれば市民の1番の願いである、子供や孫に余計な費用負担をかけずに、人生を終えたいとをいう願いが、達成されません。よって引き続き市民は無料として運営をされることを要望して、 この項の質問を終わります。


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