お衣装座談会1-2 コロナ禍での活動
お衣装座談会続きます。
もしよろしければ開催にあたって、とsection.1からご覧頂けますと嬉しいです!
そしてこの後からはそれぞれのお衣装についてしっかりお話しているセクションになります。お伝え致しましたように、動画ではさら~っと全部ご覧頂けるのですがより詳しく!しかも追加写真も盛りだくさん!な内容のnoteをご準備しております。
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さて、どうぞ!
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木村「コロナ禍ということで。今東京都荒川区のお店(JJ DRESS FABRICS )にいて、東京は蔓延防止等重点処置で、緊急事態宣言になる、っていうのが今日ニュースになっている時期なんですけども。
パフォーマンスをなさっている方、その業界全体が大変な状況になっていると。そんな中お集まり頂いているので、そこも共有していければと思っております。」
コロナ禍のバーレスク
木村「まず、、RITAさんお店あるじゃないですか、時短でしたもんね...」
section.1でお話ししておりますが、木村は時短期間中にRITAさん経営のAFTER PARTY TOKYOに伺っておりまして
木村「どうですか?コロナ以前は深夜まで?」
RITA「20時から24時まで営業していました。接客を伴う飲食というカテゴリーになるので、昨年の緊急事態宣言が出たときはお休みして。
解除されたあとは営業再開したけれど、時短要請には全て従いながら。今もそうなんですけど、短いときは2時間営業。夜の18時から20時まで。通常20時から開くお店がその時間に終わるっていうね。
そういう厳しい条件下で営業は続けています。」
木村「二次会で来るとかもあったんじゃないですか?」
RITA「大体会社が終わってからとか、お友達とお食事が終わってから来られる方が多かったので。今は来てもらうためだけに向かって下さっていると思うんですよ。
そういった方々に支えられて、なんとか潰れずにやってこれてる状況ですね。」
木村「本当に、素晴らしい....!」
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木村「バーレスク業界、ショーを見ることのできるお店は大体みんな同じ状態ですよね?」
RITA「対応はお店によってそれぞれだと思うんですけど。あと主に活動しているのがイベント、箱借りしてダンサーやオーガナイザーが主催しているところに集まって出る、という感じ。今はほぼオンラインになってるんじゃないかなと思いますね。」
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木村「RITAさんがついこないだ優勝なさって、っていうオンラインの大会とか、どうですか?実際に目の前にいる人に見せるのと、画面に向かって見せるのと、違いますよね?」
RITA「そうですね、お客様がたくさんいらっしゃるような会場だと、見渡すような目線の動きを使うとか。移動しながら、今は目の前にいるこのお客様見たり、切り替えて反対のお客さん見たりとか。立体的な使い方をしますけど。」
是非動画もご覧頂きたい、この時の手と目がすでに流石なんですよ、美しいのです
RITA「カメラってなると、そこに一人のお客さんが座ってるってイメージで。一人に向かって踊ってるってイメージで私はやってます。」
木村「え!でもそれ聞いちゃうと見てる側としては、RITAさんが私だけに踊ってるのね!と思って見れるかも!」
RITA「逆にそうなんですよ!画面の前にいる人だけに集中して!」
木村「贅沢かも!」
RITA「一人一人に届けられているかもしれない!」
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木村「オンラインで出すことによって、全国、世界に見てもらえるわけじゃないですか。広まったなってありますか?」
RITA「生でやるのが当たり前だったので、実は地域性がすごくあって。近くにいるパフォーマー同士で影響を受けあう。関西と関東で色が違うし、当然国でも違うし。モントリオールのバーレスク、シドニーのバーレスク....」
木村大喜び・・・!笑
RITA「オンラインの大会とかが増えることによって、そういう独特の地域性がなくなってくるかもしれないなとは思いました。」
木村「でもそれ面白いですよね!」
RITA「すごい面白い!日本人の私が日本から一歩も出ずショーを見てもらえるなんてすっごいことだなと思って」
木村「もちろんコロナ禍でしんどいことだらけだと思うんですけど。そこをちゃんと活用してらっしゃるから。ピンチはチャンス、って言葉の通り。」
RITA「主宰する人の勇気がすごいなと思って。オンラインでもいいからやるぞ続けるぞ、って言ってくださった方のおかげ。」
木村「RITAさん以外の日本人ダンサーさんもすごい結果出されてて、おぉ!と思ってたんですけども。」
RITA「そうですね~、うちのお店から出てたダンサーさんは私からお声がけして。一緒にやらない?って。一人だと寂しいし笑。ドキドキワクワクを分かち合える仲間が欲しくて。」
木村「でもこのピンチな時に、切磋琢磨して日本全国、なんなら世界にそういうパフォーマンスを発信してらっしゃるって言うのが。勇気をもらえる。本当にすごいなと思います。」
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RITA「オンラインでもう一つやってたことがあって。レッスンを全部動画にしていいたんです。10万文字ある、10冊のバーレスクデビュー完全サポートレッスンっていうテキストを出しているんですけど」
RITA「それを全部映像にして動画販売を昨年スタートしました。カメラの前にいる時間が長かった・・・」
木村「いっや~本当すごい、、、大変でしたよね、、、」
RITA「文字を書いてたのは実は去年ではなく妊娠出産のときだったんですけど、臨月の時に暇だったんで笑。それを今映像にしてみたっていう」
木村「笑。時間をうまく使ってらっしゃる!」
それを見て、RITA先生の元デビューなさってって方が。この時期でもいらっしゃいますもんね!」
RITA「本当は昨年の4月にデビューしようって言ってた予定が昨年末とかになったんですけど。一応お店が営業できる状態なので、どんどん出てもらおうと思って。」
木村「いや~素晴らしいと思う。」
RITA「コロナ禍の中でデビューした方は本当に活動が制限されたり、しますけど。その中でもSNSとか皆さんすごく頑張ってらっしゃいますね。」
木村「この時期の、しかもソロの方。団体や会社でではなく個々でやらないといけないじゃないですか。それって絶対ガッツがいるじゃないですか。」
RITA「オンラインの世界大会がある、っていうのが前提になってるんで、みんなそこを目指してるんじゃないかなと思います。デビューしたばかりだとしても。」
木村「一個目標がね、そこにちゃんとRITAさんが引っ張っているっていうか!」
RITA「いやいや、みんなのパワーが強すぎて、逆にすごい元気をもらえてなんとか立てているっていう感じです。」
コロナ禍でのサンバ
木村「では次VITAさんね、サンバ。最初大人数でっていうのが前提だってお聞きしたんですけど。練習、イベント、は出来ていない...?」
VITA「練習に関しては感染対策、人数制限をしながら、チームの合同練習に関しては行っていて。スタジオで個人の先生がレッスンなさってたり、オンラインレッスンもあったり。
でもイベントですね、もうどうにも開催できない状況でして。ブラジルに関してはリオも・・・」
木村「そうですよね、見ました」
VITA「はい、サンパウロも中止になって。日本の浅草サンバカーニバルは去年と今年も中止。」
RITA「大変ですよね...」
VITA「サンバ業界は浅草サンバカーニバルのために一年かけて練習して衣装作ったり、がメインなので。ただただ基礎練習を今積み重ねている、辛抱の時期かな。モチベーションも上がりづらくて辛い時期ではあるんですけど。」
一同:うんうん
(しんみり)
(これ改めて聞いて本当に泣ける)
木村「さっきね、ご自身の衣装を着せつけて下さっているときに、衣装見るの久しぶりだっていう風に、ね。」
一同:わぁ~泣
VITA「久しぶりぃ~ってね」
RITA「それ聞いてちょっとほろっとしちゃいました」
(はい、本当泣ける・・・)
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木村「ソロパフォーマーで、なら先程のRITAさんのようにカメラに向かってっていうのも素敵ですけど。大人数でうわ~っと来るのが格好良いよっていうパフォーマンスだとどうにも難しくはなっちゃいますよね。」
VITA「あとサンバ界全体的に高齢化しているので、オンラインに腰が重いというか。社交ダンスもバーレスクも、今オンラインのイベントが(あるじゃないですか。)そういうのがほとんど行われていない状況。
私今40代なんですけど、まだ若手の部類に入るんですね。私たちがオンライン化を進めていかなくちゃ、と。この間RITAさんのツイキャスを拝見して、ハッと」
RITA「ありがとうございます!」
木村「素晴らしい」
VITA「オンライン化したいですね、サンバ界も」
木村「(VITAさんが)引っ張って!」
VITA「私が引っ張ってよいのか笑」
木村「良いです良いです!」
コロナ禍での社交ダンス
木村「社交ダンスは、ご趣味の世界は豪勢なホテルでドレス着てヘアメイクして、お友達をお客さんとして呼んで、結構大人数でパーティをするっていう。一年に一回とか、二回とか。これを大きい目標としてて。
競技だと、毎週とかどこかしらで試合、あとは武道館とかそういうところで観客も入れて、我々のような業者も出店して大きい大会をする。
っていうのがイベントとしてはあったんですけど。基本的にはいったん全部ストップ。本当に全部なくなって。うちのドレス屋がレンタル販売どちらもしてるので、ご趣味の方の発表に向けての半年分のレンタルが全部なくなって。」
一同:あぁ~泣
(ありがとうございます泣)
木村「うちの周りっていっぱい社交ダンスの衣装屋があるんですけど、どこの方から聞いても皆そうで。業界全体がいったん本当にとまって。
イベントがないとまず衣装っていらないので。。」
一同:うんうん
木村「さっきオンライン化の話があったんですけど、社交ダンスでもオンラインレッスンがいったん流行って。先生方が頑張って下さっていて。でもご高齢の方、なんなら80代とかもいらっしゃる世界なので、そういう方はやっぱりついていけないなって方も。」
(当店に来て下さっている60代のお客様でも、オンラインレッスンは見づらいし、やりづらい、ともおっしゃっていましたね、、、難しいですよね、、、)
(オンラインレッスン、今はどうなのでしょうか)
木村「あとはYoutuberデビュー!」
一同:おぉ~!
VITA「うんうん!」
木村「レッスン動画も、ステップを教えるよ、とか面白い企画するよ、とか。生徒さんに楽しんでもらおうとか、こういう時期だから盛り上げようとか。」
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木村「今はとりあえず感染対策をしながら、お教室も普通にやってらして。
緊急事態宣言が次なると分からないんですけど。3月はわりと大きい大会も観客ありで開催されて。私も出店行かせてもらったりしたんですけど。」
木村「人数制限、消毒液がいたるところにある、全入場者にチェックシート。
見た目で言えば、マスクかフェイスガードか。何かしら飛沫を防ぐもの必須。あと社交ダンスって踊ってるときに、、、VITAさ~ん!みたいなね。」
VITA「はいはい、声掛け!」
木村「そうそう、飛沫防止ってことでね。声掛け禁止」
RITA「え~...」
(先日バトントワーリングの大会に行かせてもらったのですが、バトンも声掛け禁止と大きく書いてありましたね、、、)
木村「とりあえず拍手のみ」
VITA「そう、拍手」
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木村「ちょっとずつ変わりながら変えながら頑張ってるな、という感じですかね。でうちが生地屋もやってるので、社交ダンスドレス屋の業者様からの注文がぱたっとなくなっちゃった時期があって。
先月までコンスタントに注文くれてた〇〇社からの注文ないね、とか。もちろん自分のドレス屋も人来ないんだからみんなそうだよね、と。
すごいシビア、分かっちゃったなと。
まあでも社交ダンスに関してはね、どうにかこうにか戻ってきた感じかな。」
(このままどうにか踏ん張りたい・・・!)
そしてなぜかサンバにちょい戻る笑
木村「どうですか、なんか、う~ん、サンバはね~イベントがね~、、、、マスクをすればどうこうっていう感じでもないですもんね。」
VITA「イベントで人が集まってしまうのがネックで。サンバって屋外でイベントをすることが多いんですけど、屋外だと人数制限が出来ないじゃないですか。」
木村「あ、自由だし」
VITA「そう、来ようと思えば誰でも無料で見れたりするので。そのあたりが厳しいのかなって。」
コロナ話題〆
木村「なんかね~、また緊急事態宣言なるってことなんで。もちろん命が一番大事なのは分かっているんですけど。ただパフォーマー、衣装屋、関係各所こういう業界全部、本当に大変なので。
(VITAさんが)久しぶりに衣装広げたっていうのもちょっと嬉しかったし。
何かしらこういう形で発信したりとか、私は色んな種の方々と交流させてもらってるので、皆で頑張ろうよっていうのが良いと思っているんですけど。
コロナ禍をどうにか、乗り越えていければな、と思っております!」
次からはもっともっとたくさんお写真が!それぞれのお衣装に関して詳しくお聞きしているセクションです。一般公開ではなく、限定公開にさせて頂きます!!
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社交ダンスドレスJJ
https://dancedress-jj.com/
衣装用生地資材JJ DRESS FABRICS
https://jj-dress-fabrics.jp/
【お衣装ライター】木村
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