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【小説】クお白チ 014【第一期】

クッキーのサンドイッチはツナサンドだった。○ョージアももちろんある
俺「今日の塩加減は絶妙ですね♪」
ク「恥ずかしいから言わないで下さい!」
俺「さっき俺をからかった罰だよー」
「あはははっ」×3
俺「おしゃべりは今日は寝坊しなかったのか?」
お「失礼ねぇー毎日寝坊するわけじゃないもーん」
チ「私が電話する事になったんだよ」
お「チビちゃーん言わないでよぉー」
「あはははっ」×3+俺
俺「じゃ、おしゃべりとチビも10時には来てくれるの?」
チ「来て欲しい?」
チビはたまに小悪魔的な顔して物を言う。この子の魅力はここにある。彼氏がいるのも分かる気がする
俺「お願い出来ると助かる」
チ「おしゃべりちゃんが寝坊しなければ来るんだよ♪」
お「だからもおぉー言わないでよぉーー!」
「あはははっ」×3+俺
俺「1年生は何時に来る?」
お「10時の休憩がぁー終わる前にはぁー来ると思うぅー」
俺「おっ!それは助かる」
白「あと私とクッキーちゃんは6時までお手伝いできます」
俺「親が心配しないか?」
ク「部活が延びたって言ってあります」
俺「8時から6時って不自然じゃないか?」
白「二人とも両親が共稼ぎなので、朝早く出かけちゃいます」
俺「あぁ、なるほど。何時から部活に行ってるか分からないのね」
ク「はい」
俺「おしゃべりとチビ。土日は?」
チ「大丈夫だよ。今のところ予定はないよ♪」
お「私も平気ぃー」
彼氏とデートしないのかなって一瞬思ったけど、聞かない方が良いのは分かってたから話題をすり替える
俺「ところで8人の中で一番手先が器用なのは誰?」
ク「おしゃべりちゃんとラブちゃんかな?」
恐るべし語尾長音女おしゃべり!
お「白ちゃんとクッキーちゃんに聞いたけどぉーサッちゃんには負けるぅー」
俺「いや、俺と比べる必要はないんだよ」
1年生が四人で登場。小鳥が弁当担当らしい
小「今日はそぼろご飯なんですけど大丈夫ですか?」
俺「おぉー好物だよ」
小「やったぁ♪」
俺「昼が楽しみだぁ」
チ「もてるっていいねぇ♪」
こいつわざと明るく振る舞ってる気がする…
俺「うるさい!チビ!」
「あはははっ」×8
俺「ラブ、手先が器用なんだって?」
ラ「それほどでもありませんよ…」
白「料理や裁縫が凄いんですよ」
ラブうつむいちゃった…酷い人見知り
俺「おしゃべりとラブには特別な事をやってもらうかもしれない」
お「なにやるのぉー」
俺「その時が来たら教えるよ。俺に時間があれば俺がやる」
そう言えばみんな、真っ白なポロシャツを着て下は緑のジャージを穿いてる。汚れてしまっては申し訳ない
俺「みんなが着てるポロシャツはテニス部のかな?」
チ「そうだよ♪」
俺「ジャージはいいとして、真っ白なポロシャツじゃ汚れちゃう」
お「じゃぁーどうすればいいのぉー?」
俺「汚れてもいいようなTシャツなんかないかな?」
「あるー」×8
俺「部室で着替えても、着てきてもいいからそれにしてくれないかな?」
「分かったー」×8
俺「じゃ、明日からたのんだ」
「はーい」×8
俺「1年生は土日は平気なのかな?」
「平気でーす」×4
仕事に戻り全員に軍手を配る。マジックをわたし、名前を書かせる。一人一つずつカッターをわたし、絶対に手を切るなと言い聞かせる。新しい灯具の所へ行って、縛ってある紐の切り方、箱の並べ方、箱の開け方、灯具の出し方、灯具の箱の角は絶対にぶつけちゃ駄目な事を教え、俺は脚立に上って、机に手が届くか試す
俺「学校だからバケツとぞうきん二枚あるかな?」
チ「あるよ」
って言ってチビが掃除用具入れからバケツとぞうきんを持ってくる
俺「今日はあみだは使わない。クッキーと白は蛍光管」
ク&白「はい」
俺「香と小鳥は机。ラブと無口な子は掃除。あぁほうきも必要だ」
ラ&無口「はい」
無口な子だけニックネームを付けられない…
俺「ねぇ、これからムックって呼んでいい?」
無口「いいよ…」
俺「じゃ、これからそう呼ぶね。おしゃべりとチビは箱を開けてくれ。もう一回言うけど角はぶつけるなよ」
お「分かったぁー」
チ「了解♪」
俺「始めるよ」
「はーい」×8
俺「今止まってる人は、クッキーと白の作業を見てて」
「はい」×4
最初に開けておいた灯具を持ってくる。机を2個引っ張りそこに置いて、脚立を上る
俺「蛍光管準備して」
ク&白「はい」
古い蛍光管をわたす。配線カバーを外し、配線を外し、灯具を取り外し、新しい灯具の向う側に置く
香「体やわらかーい」
そのまま新しい灯具を持ち上げ、固定してから配線し、新しい蛍光管を受け取る
俺「箱開け部隊、廊下に二枚だけ段ボールのフタを敷いてくれ」
お&チ「はーい」
3灯目に行っても机は動かせない。4灯目を終わって古い灯具を担いで
俺「ぞうきん部隊が机を拭いてから、机を移動してくれ」
1年「分りました」
古い灯具を段ボールに置き、戻ると雑巾掛けが間に合わない。箱は全部開いてたので
俺「チビ、ぞうきんあと四枚探してきてくれ」
チ「あいよ♪」
俺「チビが戻ってきたら、六人で机を拭いて、移動させてくれ」
「はーい」×5
俺「誰かバケツをもう一個、水を入れて持ってきてくれ」
お「私が行ってくるぅー」

作業は順調に進む。10灯目が付いて時計を見ると、昼だった。早い!
俺「みんな手を洗って先に裏庭に行っててくれ」
「はーい」×8
俺は隣の教室に16台灯具を運んだ

作業していた教室に戻ると彼女達の甘い香りが充満してた…

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