NO MSG.
「ノー メッセージ」ではなく、「ノー エムエスジー」と読みます。(笑)
海外への輸出をされている方なら一度は聞いたことある単語だと思います。
MSGとは、グルタミン酸ナトリウム(monosodium glutamate)
※食品業界では略して、よく「グルソー」と呼ばれています。
がNO、つまり、使われていない(不使用)という意味です。
※無添加と書くと誤解を招く場合がありますので不使用という言葉を使っています。
日本の食品表示では「調味料(アミノ酸)」と表示されている食品添加物でいわゆる、うま味調味料です。
日本の加工食品にはこのMSGがよく使われています。
ただ、最初に「輸出をされている方なら」と書きましたが、海外ではMSGが使われている食品は敬遠される傾向にあります。
実際に「NO MSG」のシールを貼ることで、それを目印に購入される方が過去にも多くいらっしゃいました。
昨日の香港市場セミナーでもNO MSG商品の人気は高いとお話しがありました。
ただ、少しずつ日本でも変化があります。
「無化調」
という言葉を聞いたことありませんか?
以前、MSGのことを日本では化学調味料と読んでいたため、「無 化学調味料」を略して「NO MSG」と同様の意味になります。
ちょうど、先日、無化調のラーメン屋さんに行ってきました!
無化調で味を出すために、寸胴いっぱいに丸どりトリガラ、げん骨すね肉、豚足、背骨などたくさんの材料を用いてスープを作られているようです。
きっと時間もかかるのでしょうね。スープが売り切れたらその時点でその日は閉店のようです。
私のところの「NO MSG」商品は、長い歳月をかけて「熟成」させることで旨みを出すようにしています。噛めば噛むほどに味が滲み出てくるあの甘味です。
MSGは日本の法律で使用が認められた食品添加物ですので、摂取したからといって健康被害が出ることはありません(ないとされています)。
商品選びに迷った際は、原材料表示を見てMSGか、NO MSGか、栄養成分表示(特に塩分相当量:単位に気をつけて見てください。一食あたりor100gあたりなど)を参考にされると良いと思います。
MSGの代わりになるものといえば、日本の出汁文化はすばらしいですね!
こんぶやかつお、椎茸など、私も大好きです。ひと手間かけた「旨み」、おいしいですね!
ではまた明日!
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