天日干し沢庵は、切り方で食感・味わいが変わります。
漬物伝道師を目指す木村です。(←久々の書き出し)
たくあんってどうやって切っていますか?
「もうスライスしたのしか買ってませんよ!」
って方も、現代は多いかも知れませんね。
ただ、スライスしたのはとても便利ですが、やはりお刺身と同様、切りたての食感はいいですよ。
ぜひたまにはたくあんも切って食べて見てください。
その代表的な切り方を2つご紹介します。
<輪切り>
こうすると尻尾の先まで大きさが揃ってきれいに切ることができます。
太さに合わせて角度を変えるところがポイントです。
また、天日干し大根なのでもともとポリポリと噛みごたえがありますので最初は2mm程度の厚さに切ってみて、お好みの歯ごたえになるように徐々に厚く切ってみてください。
市販されている細いだいこんは上記のような切り方がオススメです。一部のお店(宮崎市:ラディッシュさん、大阪:BIG BEANSさん、東京:信濃屋食品さん他)で販売していただいている太いだいこん(キムラの田舎ぬか漬け柿の皮たくあんなど)は少し厚め(4mmくらい)に切っても大丈夫です。
写真ではわかりにくいですが、特大サイズのだいこんを使用していますので、市販のサイズより1.5倍位太いです。
<短冊切り>
たくあんといえば、以前はこの短冊切りが多かったです。現代ではほぼお店では見かけなくなってしまっています。
この切り方はより食感を楽しみたい方におすすめです。輪切りよりも強い食感です。そのため、細めのだいこんだとより強い食感が楽しめます。
長さは3~4cmと書きましたがお好みの長さで大丈夫です。あえてこの食感を楽しんでもらいたいと思って商品も作っています。
また、開封した際は必ずタッパー等に入れて冷蔵庫に保管してください。
今回の切り方は天日干し大根の切り方なので、浅漬になった大根の塩漬けやしょうゆ漬けはもともと柔らかいので厚めに切って食べてくださいね。
もし、おじいちゃんやおばあちゃんが固いものを噛み切れないという方がいらっしゃったら、太めのだいこん(たくあん)を薄くスライスして、さらにそれを千切りにすると比較的噛み切りやすくなりますので、ぜひお試しください。
自分好みの厚さ、切り方をいろいろ試してみてください。
では、また明日。
細めの噛みごたえがあるのはこちら↓
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