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秋蒔きだいこんの種子を届けてまいりました。

※冒頭の写真は以前撮った写真です。


今日は待ちに待っただいこんの種が届きましたので、生産者の会の世話人さんのところへ配達に行ってきました。

品種は蒔く時期や漬ける方法によって5種類あります。


ちなみに、天日干し大根に使う品種は干し理想だいこんと言います。


その種類の中の宮崎県(日向)にちなんで「日向理想だいこん」と言う品種を数年使っています。

種苗会社さんのHPにも写真が掲載されていますが、葉の根元が細く、途中が太くなり、尻尾の方がすぅーっとしているのが特徴です。

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           ※タキイ種苗さんのHPより


スーパーに売られているだいこんは葉の根元が緑色していますが、こうした加工用のだいこんは葉の根元が白いため、白首大根とも呼ばれています。


だいこんの肉質がややかたく緻密で、重石をしっかりかけるとたくあん特有の歯ごたえが出てきます。


私達の住む新富町では、天日干し大根が9月上旬から蒔きつけが始まり、順調に育つと11月中旬以降から大根櫓にかけられます。天気が順調に進めば、その2週間後の11月下旬か12月上旬からの工場へ持ち込まれます。


生漬用のだいこん(天日干ししないたくあん)は8月下旬から播種が始まり、11月上旬から入荷します。早蒔き用からあと蒔きまでありますが、入荷は12月下旬までです。


つまり、12月は天日干し大根と生大根の両方が入荷して、さらに年末年始用の商品製造・発送も重なり、一年で一番忙しい時期になります。



アルバイトも募集していますのでぜひよろしくお願いします。


さあ、いよいよだいこんシーズンまであと僅か。

今年も立派なだいこんが入荷しますように。


では、また明日!

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