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『鬼方カヨコ』#10 ~体のモデリング02~

今回で体のモデリングはおしまいです。それではいきましょう。

VRで確認

VRを構築

今回のモデルはVRで見ることを想定していますので、一度VRでモデルを確認します。
まずはUnityにてVR空間を構築、以下のサイトを参考に構築しました。

また、マテリアルについてはUnityちゃんToonシェーダーを使用します。
本制作時にPBRに変更する可能性はありますが、一旦はこれで

きゃーーー!!
VRすげぇ!

修正作業

立ち絵ではこのくらいの薄さに感じましたが、VRで長時間眺めることを考えると、なんだかペラッペラに感じますね。特に胸郭。あと首が折れそうです。立ち絵と3Dの落としどころを探っていきましょう。
おっぱいの形ももう少し凝れそうです。

ということでソフト選択などを用いてザックリと形状を整えます。細かい調整はハイポリ化の際にやりましょう。

関節部分にエッジを追加します。

甲側は下のように増やします。

これを全ての関節に

この時点でのモデルはスキニングを簡易にするために使うので複製を取っておきます。

ハイポリ化

筋肉や骨をベースに、筋肉の切れ目から隆起させる形で分割を増やしていきます。ハイポリにする際、最後にスムーズをかけるので三角形を使ってでも形を合わせます。押し出しやリラックス、その他スカルプトツールを利用し綺麗に作成したい所です。

腹部

分割数を増やしつつ、へそ、下腹を円形で包むようにトポロジーを組みなおします。鳩尾には腹筋があるのでそれも感じられるようなトポロジーにしましょう。

腰・股間

先程できた三角形を解消しつつ、横腹から骨盤、女性器にかけてのラインのトポロジーを整えます。
また、女性器も作ります、詳しくはBANされそうなので割愛

おしり

腹部と同じく、円形を2つ組み合わせたような形をイメージしてリトポロジーします。

胸部・おっぱい

大胸筋と肋骨を、2つの円の組み合わせでトポロジーを組み、形に添って隙間を埋めます。

ケージモデルのおっぱいの位置に合わせて、変形した球を配置します。

この形に合わせてリトポロジーをします。

  

乳首を作ります
乳首が欲しい位置におっぱいの収束点をスライドさせ、押し出し等を使用して作成します。


背中

このモデルを参考に作ります。

板ポリで作成し、クアッドドローを使って吸着させます。

前面とエッジの数を合わせつつ整えます。

脊柱起立筋のことを意識し、首から尾骨まで一本エッジが通っている状態を作ります。

顔のモデルをブレンドシェイプごとスムーズし、そのエッジの数にあわせて首のエッジ数も調整します。
また、胸鎖乳突筋も浮き上がらせます。

肩・腕・脇

透き間をとりあえず埋めシルエットを整えたら、体側に正中線が一本通るようにします。

大胸筋の縁と上腕三頭筋の起始を意識しながら脇を作ります。
現段階では仮です。後で上腕三頭筋の形を詰める際に脇の形も詰めます。

これらのモデルを参考に、前腕の形を詰めます。
作業の際、肘を30°ほど曲げておきます。


モデルを複製し、クアッドドローでトポロジーを整えます。汚いと感じるトポロジーがあれば結合やカットを利用して整えます。


膝・股関節

かなり複雑な動きをする部分です。
前準備として、軽くボーンを入れ、
大腿骨の屈曲、外転、外旋を30°ずつ
膝の関節も30°屈曲しておきます。

股関節をいったん繋ぎ、リラックスツールやクアッドドロー等を用いて整えます。

内転筋群の見直しを行います
フェースを削除し、大腿四頭筋の形を整えた後に薄筋のシルエットとなる箇所を繋ぎます。

整えたのち、内転筋及びそこにつく脂肪のシルエットとなる箇所を繋ぎます。膝裏に向けて流れるイメージを以てトポロジを組みます。

膝と膝裏を処理します。
このモデルを参考にします。

まずはトポロジーを合わせます。

三角形を解消しながら形状も合わせます。
前側

後側

末端の指の腹を、詰めに向かって尖るようにエッジを整えます。

爪を作成します。
指先の4フェースを押し出しで沈め、爪先のみ外に張り出させ、形状を整えます。

指を根本から分離、スムーズをかけて繋ぎます。

リラックスツールやクアッドドローを用いて形を整えます。
そのまま指伸筋の筋として使えそうです。

足の指も同様に行います。

服との兼ね合いがあるので一旦割愛します。後でつけるからちょっと待っててね。

スムースをかけ、

まとめ

という事で、体のモデリングが完成しました。

エッチ!良し!

ちなみに進捗はクッソ遅れてます、全然予定通りにいってません!

次回は髪と指のジョイントの配置、全身のスキニングまで完了させます。

それでは

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