【やる気が出ない人必見】やる気という幻想

こんにちは、医塾の木村です。
最近梅雨入りしたと思ったら、もう暑いですね・・・。
ジメジメする日も嫌ですが、真夏日も嫌ですね。
そんな日が続くと、やる気が出ない、勉強する気が起きないという状態になってしまっている人も多いかなと思います。
ただ、やる気に左右される人生は基本的にうまくいかないと思っています。

やる気信仰

世の中ではやる気がないとだめだという固定観念が蔓延っているのか、「やる気がないからダメだ・・・」と考えてしまう人が多いです。
やる気というのは勉強をするか・しないかを決める因子ではないということを理解していない人が多いですね。
やる気がなくても勉強はできます。やる気が無いと勉強してはいけないということではないんです。「やる気」はそんなに大事なものではありません。

やる気が無くても行動は出来る

私も先日の日曜日は体温が38度を超えていて、一日中寝込んでいましたが、夜には翌日の授業準備のため過去問を解いていました。やる気という観点で見ると、間違いなくやる気はなかったです。ただ、そんなことは顧客(生徒・保護者)には関係ないですからね。やるしかないんです。
勉強も同じです。
38度で勉強しろとは言いませんが、やる気がなくてもやるべきことをやらなければ合格できません。体調が悪かったから入試を延期してくださいとは言えませんからね。
確かに、気分が乗らない日もあると思いますし、いつもの出来具合を100としたときに、70しかできない日もあります。
しかし、0にしないことが大切です。やる気がなくて勉強しないのは「0」なんです。気分が乗らないときは「単語の暗記だけして寝よう」というのでもよいですし、「数学1問だけ解いて寝よう」というのでもよいと思います。何か1つだけでもやれば、やらなかった場合より良いと考えて少しでも取り組むことが大事ですね。

ちなみに、ちょっとでもやり始めると意外と続くものです。30秒だけ勉強すると思っても気が付いたら1分くらい経っています。
人間は継続できる生き物です。よくも悪くも同じ行動を続けようとしますので、そうした人間の習性をうまく利用して勉強できる環境づくりをしていくことが大事ですね。
行動していたら勝手にやる気は出てきます。行動するかどうかにやる気は関係ありません。
いかに「毎日勉強を継続する環境」を作ることができるかが大切ですね。

じゃあやる気はいらないものなの?

ただ、もちろんですがやる気があるならあるで、それに越したことはありません。やる気がなかったとしても、勉強をするという点において問題にならないということです。
やる気があればうまくいかなくても何となく許されてしまうことも多いですので、そういう意味ではやる気はあった方が良いですよ。
あくまでもやる気は勉強するための必須条件ではないということです。
また、やる気がある方が習得が早くなりやすいですね。
「好きこそものの上手なれ」です。
余談ですが、昨年亡くなったプロ棋士の武者野勝巳さん(マリオに似ているのでマリオ武者野と呼ばれていました)監修のゲームソフト「マリオ武者野の超将棋塾」でも「好きこそものの上手なれ」と繰り返し言われるのですが、何事も前向きに取り組んだ方が習得は早いですね。
(このソフト取り組んでいた人はどれくらいいるのでしょうかね・・・?

結論

やる気があるなら良し。仮にやる気が出なくても問題無し。いずれにせよ少しでも勉強をして前に進むことが大切。

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