22年1月/読書まとめ(ライフハック・経営)

◯LIFE SHIFT
・自動化、AIの発展の仕事への影響
自動化により一部の業務は機械に置き換えられることは事実。
しかし、働き手の生産性を高め、生める利益は大きくなる。そうなると企業は更に人を雇用し、テクノロジーのレバレッジを最大限に活かすことが可能。

・人生3ステージ制の終焉夫婦でのキャリアの築き方
平均寿命が70〜80歳の場合、「教育」→「仕事」→「引退」の3ステージを明確に区切ることで人生を全うすることができた可能性は高い。
しかしこれからは100年ライフが珍しいものではなくなり、健康を害しリスクを負って短期間でたくさん稼ぐという選択より、健康な時間、長く働くことが必要になることが考えられる。
夫婦の考え方もこれまでのキャリア+ジョブもしくはキャリア+ケアラーからキャリア+キャリアを実現できる道を探すべきである。もちろん、何が大切なのかは互いに話し合って決めるべきことであるが、互いにやりがいのある仕事に取り組み収入を得ることで、長くなった寿命を楽しく、また引退後の余暇の時間を長く取るためには必要。
一方でマルチステージ化することで、人生のどこで落とし穴に落ちるかも、落ちてしまう可能性自体も必然的に上がってしまう。人生の上必要な選択する際に必ず正しい道を選べるかはわからないことであるし、外的な要因で道を外してしまう可能性もある。
万が一そうなってしまった時に自分で自分を助けられる、要は自力で立て直すための仕事のスキルや人脈を構築していくことも大事である。
これに有効なのはボランティアなのかもしれない。マイケルサンデル教授は「利他の精神、寛大な精神、連帯感、市民精神は使用すると枯渇する資源とは違う。使うことによって発達し、強く成長する筋肉に似ている」を言っている。

教育の仕方も変わることが考えられる。ステージごとに必要なスキルを習得するための教育を受けることが最適で、若年層時代にはその土台となる基礎知識や集中力、やり抜く力などを育むことが大事になると考えられる。そして、これはいつ開始しても遅くはない。生きている限り今が一番若く死まで遠いのである。

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◯MBA経営理論の必読書50冊を1冊にまとめてみた
・辛くても心が折れない3つの方法
①一人で背追い込まない
苦しい状況であることを口に出すことで仲間を苦しめると思わない。仲間であれば喜んで支えてくれるはず。

②最悪な状況でも必ず打つてはある
耐える中で状況が変わり、運を掴めるかもしれない。テクノロジーの進歩は今日不可能なことを明日は可能にする。

③被害者意識を持たない
他責にしない。主体的に課題に取り組むこと。

・集中戦略
狭いターゲットに対して自社を最適化し、他社を排除する戦略。重要なことはまず顧客を絞り込むこと。

・リーダーになるための7つの習慣
目標を現状の3〜5倍に設定する。そうすることで既存の枠組みでは到達できないので、イノベーションに繋がりやすい。しかし、そんな中でも顧客の求める質は上がる一方なので、経営者は常に高い目標を掲げて調整んし続けなければならない。

・企業のコツ
急がずに先延ばしすること。限りなく副業で始めリスクを排除しつつ、アイディアの量で勝ち筋を探り進んでいく。この時に質は重要ではない。量は質を凌駕する。

・努力の積み重ね
イチローも言う。「小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」と。何かを達成したければ、才能や運だけに頼るのではなく、毎日愚直にコツコツと積み重ねること。焦らずに愚直に続ける。

・幸運を引き寄せる
チャンスに出逢うために確率を上げる方法をとること。りんご園で同じ場所で毎回りんごを拾うのでは無く、毎回思いつきで場所を変えると飛躍的にりんごを拾える数は増える。
また、不運なことでも考え方を変えると運が良かったと言えることも多い。例えば「銀行強盗に銃で腕を撃たれた」ということを不運と思うのか「頭に命中し死ななくて良かった」と考えるか、である。常に起きたことより最悪のことと比較してみることでポジティブに物事を捉えることができる。

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