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普通の人生とは

最近
「普通」ってなんだろう
「普通」って難しいな
と思います

小学校行って
中学校行って
いい高校へ行って
いい大学へ行って
いい会社に入って
結婚して
子供を授かって
孫ができて

これが世の中の「普通」

どこから切ろう……。


娘1ちゃんの話なので
「いい高校」のところから。

高校ってなんでしょうね。

高校の通知表の「5」と「2」になんの意味があるのでしょうか。
大学の単位の「優」と「可」の違いと一緒で
「単位が取れた」以外になんの意味があるのでしょうか。

高校は「大学を受験するための資格を取る専門学校」
という認識にここ数日でかわりました。
娘1のおかげです。

高校の通知表が「5」だろうと「2」だろうと
(1は単位もらえないかもしれないので……)
「希望の」大学を受験して合格できる力が
受験の時についていればどうでもいいことです。

「高校の(例えば)歴史の勉強」ってなに?
隣のクラスと先生が違って 教え方が違って
テスト内容も違って
違う学校の子は違う教え方で
成績がついて 基本暗記で
大学受験はみんな一律で受けて
大学毎に対策勉強して。


で、大学ってなんなんでしょう。

友人たちで研究を極めていくような道に進む人も数人見ました。

でも極めきってたどり着きそうな到達点はハッピーな場所じゃないです。
数学が得意で大学院後期くらいまで進んだ友人は
そこで周りとの学力差に打ちひしがれて道を諦めました。

そこから社会に出てサラリーマンをできるような
日本社会ではありません。
(彼はその直後は苦労しましたが、今はハッピーに働いてます)

ポスドクの世界も厳しいものばかりです。

早めに「研究職は大変」「普通じゃない」と気づいて
社会に出ることが「普通」です。

じゃぁなんのために大学に進学するのでしょうか。

いい会社に入るため?
学びたいから?
研究職に進みたくて大学に入る人は殆ど居ないでしょう。

今の世の中
「サラリーマンになって35~40年勤め上げる」
ことは普通ではなく「特殊技能」になっていると感じます。


なんてことを娘1ちゃんの「転学」を起点に考えたんだよって話。

まだまだ書きたいので切ります。


一個前もよろしければ読んでください。


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