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売れる売り場づくりの視点

こんにちは!
店舗コンサルタント養成講座の木村勝哉です。

今回は、店舗販売には欠かせない売れる売り場を作るにはどんな視点、考え方を持つと良いのか紹介していきます。


売り場づくりではなく買い場づくり

売り場をつくろうと思った時に多くの人が陥りがちなのが、自分視点で自分の
こだわりのデザインになってしまう
パターンです。

自分の中で満足のいく売り場にしたいと思う気持ちは良いのですが、結局購入するのはお客様です。

大事なのはこだわりあるデザインにすることではなく「売れる売り場」にすること。

そのためにはそもそもの考え方を「売り場づくり」ではなく「買い場づくり」に変えることです。
「売り場」という考え方になるとどうしても自分の視点が入りがちになりますが、「買い場」という考え方に変えることでお客様として買うなら..と自然とお客様の視点になる事ができます。

売れる売り場づくりのヒントは自分自身の意識の中にあったのです。


普段の買い物からヒントを得よう

実際、「買い場」を作ると言っても分からないという場合は
自分が顧客として自然に行った購買行動を振り返ってみましょう。

例えば、ショッピングモールに買い物に出掛けてモール内を歩いていると、
店頭に気になる雑貨がおいてある店があったため、少し店内に入ってみてみよう。
こんな具合で商品を見回っているうちに気づいたら買い物をしていたなんてことはないでしょうか。

なぜ、その時自分がその商品を買うに至ったのかをモール内を歩いていた時から、商品を購入して店を出るまでのプロセスで考えてみましょう。

結論を言うと、あれはたまたま欲しくなったから買ってしまった。
という単純な理由では決してないのです。

店舗側からすれば往々にして、狙ってやっている事がほとんどです。
VP(ヴィジュアルプレゼンテーション)でお客様を店内に引き込む店頭をつくり、PP(ポイントプレゼンテーション)で売りたい商品に足を運んで貰い、IP(アイテムプレエンテーション)で手に取ってもらうように仕組む。
このように、お客様が買いたくなる売り場や購買行動に至る動線を狙ってつくっています。



まとめ

普段の買い物から、なぜ自分はそれを買ってしまったのか常に考えるようにすると、お客様の目線になって「買い場」を作るヒントになるはずです。
狙ってお客様が来店、購入する売り場を目指しましょう!^ ^





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