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お料理のこころえ〜ひとりで食べるとき〜

「お料理をする」って、とどのつまり、愛情表現だと思っています。自分ひとりが食べるものであっても、誰かに作るにしても、誰かに作ってもらうことだって、愛情のやりとりがお料理をする行為にはあらわれてきます。

 おうち時間が増えたり、職場の仲間と食事をともにすることがなくなったり、感染症対策をしていたりとかで、ひとりでごはんを食べる人が増えたかもしれません。
「自分ひとりが食べるだけだから」って思うと「なんでもいいか」になりがちでしょうか。おなかがふくれればいい時と、栄養をちゃんと摂りたい時と、ダイエット中とか、いろんなことが、おひとりごはんの時でも発生しています。私なりに、この記事を読んでくれているあなたへ、愛情を込めて以下お伝えします。

【手っ取り早くおなかをいっぱいにしたい時】
 自炊ができる人でしたら、チャーハンがおすすめです。最低限、ご飯とたまご、油、塩、こしょうがあればできちゃいます。たまごかけご飯でもよいですが、油で炒める分、腹持ちがよくなります。「コレがあればおいしい」ものは、中華だしの素か味の素とネギ。油も、サラダ油ではなくごま油の方が風味が立っておいしいです。さらに、お肉類やツナ缶などを足してボリュームアップ、味もマシマシ◎です。
 外食の時は、お肉が入ってるおにぎりとお赤飯(もち米)の組み合わせは腹持ちがよいと思います。できればゆっくり食べてくださいね。満腹中枢は、早く食べるよりゆっくり食べた方が満たされるみたいです。

【栄養をちゃんと摂りたい時】
 タンパク質、炭水化物、脂質のバランスよく、さらにはビタミンとミネラル、食物繊維もちゃんと摂れたら100点満点です。カレーライスと野菜サラダとか、タンメンと餃子とか、セットの定食ものとか。お肉、お米、お野菜など、いろんな食材を食べることがポイントです。

【ダイエットしている時】
 痩せたいとか体を絞りたい人は、食事のこともよくご存知かと思います。私としては、何かを抜くダイエット(炭水化物抜きとか、極端なカロリー制限とか)はダメよ〜って思います。栄養バランスのよいお食事メニューを作り、痩せたい人は必要な摂取カロリーを知ること、鍛えたい人は何を多めに補えば強くなれるのかを知ることがポイントかなぁと思います。

 ダイエットにもよさそうなレシピを載せておきますね。「きのこのバターレモン醤油ソテー」です。お肉やお魚ソテーの付け合わせにもよいです。ごはんやパンとも合いますよ〜!

【材料】お好きなきのこ2種類以上(2種くらいあると食べ飽きません。今回はしいたけとまいたけ)、バター、オリーブオイル、塩、レモン、あればパセリ

【作り方】
①しいたけは硬い石突きを切って半分に切る、傘に切り込みも入れる(火どおりをよくする)。
②まいたけは食べやすい大きさに手で割く(手で割いた方が調味料の絡みがよくなる)。
③フライパンにバター大さじ2くらいを溶かして、きのこを投入する。
④フライパンを振ってきのこにバターをまわして、塩少々をしてしばらく待つ(弱火か中火、ほったらかしにして余分な水分を飛ばすとぷりぷりな仕上がりになる)。
⑤きのこの表面から水分が出てきたように見えたら、フライパンを振って全体を炒める。油が足りないようだったらオリーブオイルを加える。
⑥レモン汁をひと振りして、味見をする。おいしい味に整えて、あればパセリを入れて出来上がり。

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 今日も、最後まで読んでいただきありがとうございます。ひとりで食べるって、マイペースにできるパーソナルな行動で、すごく自由です。だけど、誰かと食べたほうがきっとたのしいです。
 おいしいとか、あんましおいしくなかったね、とかを(笑顔で)共有することが時間や命を豊かにしてくれる、ナイスなコミュニケーションだと考えています。

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