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【姿勢の話】スタンディスクデスク x デュアルディスプレイの罠

先週、とつぜん右の首が痛くなりました。

その痛みにまつわる話と解決法を同僚の参考になったと言われ、個人的にも今年一番の印象的な経験だったのでnoteにまとめてみます。


首の痛みと対処法

以前にも首に鋭い痛みが出ることがあったのですが、今回は何をやっても痛くて、仕事も趣味にも影響が出るレベルの痛みに襲われました。

たまらなくなってジムのトレーナーに助けを求めたところ、こんなメッセージが届きます。

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そして、写真を送ったところ、以下の解説写真のように身体がねじれているために、首で痛みが出ていそうとのこと。

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届いた解説写真

腰・背骨周りの筋肉(腰方形筋と脊柱起立筋群)が固まっている可能性が高いため、対処法として「"トリガーポイントボール"で腰回りの筋肉を緩めると良い」と動画付き(!)で丁寧な回答をしてくれました。

勝手に動画は掲載できないので、同じ内容や部位の図が書いてある記事を見つけたので貼っておきます。

このアドバイス通りに対処したところ、首には全く触らずに(!)首の痛みが収まりました。


ただ、痛みが収まっても、その原因がわからないと、この激痛が再発してしまいます。

リモートワークになってから、作業用の環境を整え、行動のルーティンも作れてきたところだったのですが、今回の指摘を踏まえながら普段の行動をよくよく振り返ってみると、その「整えられたリモートワーク環境」が首の痛みの原因だと気付きました。


原因はスタンディスクデスク x デュアルディスプレイだった

過去に以下のnoteを書くぐらい、身体の調子を整えたり、疲れを避けたり、効率も高める環境づくりは自分なりに工夫してきました。

無駄に疲れない①:作業姿勢をラクにする
僕は毎日、大半の時間をデスクで過ごしています。他の人でも毎日5時間以上PCの前に座っている人は少なくないようです。

しかし、PCでの作業姿勢はたいてい不自然で、身体によくありません。長時間、悪い姿勢で作業することは、疲れや作業効率ダウンにもつながります。とはいえPC作業からは逃れられないので、以下のような「疲れない脳をつくる生活習慣」(石川善樹)に書いてあった方法を実践しています。

無駄に疲れて、家でイライラしないためにやってること:予防編|tk(Toshimitsu Kimoto)|note

リモートワーク移行後は、さらに設備を強化しています。

スタンディスクデスクをはじめ、新しいディスプレイ、脚の硬化を防ぐ足つぼマットなどを導入し、身体の負担を減らしながらパフォーマンスを上げる仕組みを少しづつ整えていたつもりでした。

しかし、その整えた環境、そして最適化したつもりの作業姿勢が、体の歪みを加速させてしまっていたようです


機材と体の方向を整理して分かったズレ

今までの作業環境を図にすると、以下のようになります。

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割と整っているように見えますが、実は身体に悪い配置になっていました。この環境で作業をすると、以下のように頭の方向だけが常に傾くことになるのです。

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足と胴は前向きなのに、頭だけが主に作業する画面の方に傾く

もしみなさんも試せるようなら、足と手は正面に向けたままで、頭だけ右を向いてみてください。

そうすると、背中まわりに以下のような変化が起きないでしょうか。

首は右回転
背中も右回転
腰回りで少し左にヒネって戻し
お尻は左回転
・そして左かかとに体重が乗る

つまり冒頭の写真と一致する歪みが生まれます。

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試してみると、この矢印の通りになりませんか?

さらに自分自身が「良い姿勢」だと思いこんでいたのが更に厄介でした。

良かれと思って長時間おなじ姿勢で作業し続けるため、身体は一気に歪んでいき、痛みに繋がるほどの負担に繋がっていたようです。


こんな形に変更してみた

原因を特定してからは、こんな変更を加えてみました。

・右をメインディスプレイにして、体の正面に配置
・左はサブディスプレイ扱いとして、縦置きで斜め
キーボード&足つぼマットをメインディスプレイに正対する配置
・ヒネるよりも横移動しやすいように、足つぼマットは2枚並べる

図にすると、こうなります。

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これで、頭、身体、足が常に同じ方向を向きますし、メイン/サブを明確にすることで、サブを向き続けることを避けられます。

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足つぼマットは考えすぎかもしれませんが、マットが狭いと足の位置が固定され、無意識に身体をヒネってしまいがちになります。逆にマットの幅が広いと、身体をヒネるよりも、足の横移動のほうが自然にしやすくなります。

この環境に変えてからは、首はもちろん、肩甲骨や腰の張りもかなり軽くなりました。声もかなり出るようになって歌の先生に驚かれたので、意外に広範囲に効果があったのだと思います。

今回の体験をするまでは、「目線に合わせて身体を回転できる」という回転式チェアのニッチすぎるメリットにも気づくことはなかったでしょう。

念のため追記しておきますが、スタンディングデスク自体は良い姿勢を維持できる好ましいツールだと思っています。ただ姿勢を維持できるからこそ、身体が歪んでしまう配置だと悪影響も大きくなるものでもあります。

もし、デュアルモニターの導入やスタンディングデスクを検討している方がいれば、「その配置で身体が歪み続けないか」というのを気にしてみるのをオススメします。


参考:機材とトレーナーさんについて

作業環境について教えてほしいと言われることが増えたので、今回触れたものを紹介しておきます。あと、写真だけで色々見抜いたすごいトレーナーさんのレッスンも最後に紹介します。

私のスタンディングデスクはこれ。机の上に置けるのが便利です。

メインディスプレイはASUSのゲーミングモニターを使い、

この台に置いてます。

サブディスプレイは10年前にもらったものを使っていたのですが、この記事を書いている最中に突然電源が入らず映らなくなった(泣)ので、この縦置きディスプレイを先ほど発注しました。明日届きます。

足つぼマット。はじめは痛かったですが今では全然痛くなく、立ち続けても脚が硬くなりにくいです。幸い、横に繋げられるので2つ買いました。

筋肉を緩めるために使っている"トリガーポイントボール"はこれ。こいつも家になぜか3つあります。なぜ...。

写真を見て指摘してくれたトレーナーさんは、オンラインでのトレーニングもされています。Zoomで同時に数十人のフォームを見ながら正しいフォームを教えてくれたりするすごい人です。

1回目の緊急事態宣言から丸1年。 トレーナーとしてクライアントの悪い変化をたくさん目の前で見てきました。 通勤による歩行すらなくなり、座りっぱなしの時間が極端に増え、、 股関節は固まり、姿勢は崩れ、体幹は抜け、腰痛・首肩こり・眼精疲労など...

Posted by 一木 直人 on Saturday, April 24, 2021

筋トレだけでなく、瞑想やダンスなど、幅広いプログラムをオンラインで、わずか数千円で提供しています。

僕は朝の支度の合間に、フィットネスと瞑想にたまに参加しているので、ジムが閉まったりして運動の機会を求めている方にはこちらもおすすめです。


以上、それでは良いリモートライフを。

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新規事業、事業開発、マーケを任されがちな2児の父。「完全食」compを1日2食以上飲んでるせいでcomp芸人と呼ばれてます。noteは、子育て × 共働きの経験談がメインで、その理由も書きました→ https://note.mu/kimotoshi/n/n8192b170b9a4