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ホステスさんの着付けを始めた時のこと③ 3つの悩み

夜の街で着付けをし始めた頃のことを書きました。

当時の着付けについての悩みについて3つ書きたいと思います。

いろんな着付け方法に頭が混乱
前回②で書いたことと同様になりますが、複数箇所で習っていたためやり方に迷いが出てきてどれが良いか分からなくなりました。自分の記憶にはやはり最初に習ったやり方が一番強く残っているので、手を変えたいと思った時にはかえって難しく苦労しました。いろんなやり方を知りうまく取り入れる、のではなく当時は頭の中が混乱して大変でした。
今となってはいいとこどりした、ともいえますが、年数を重ねた分今のやり方を変えることへの恐怖心はより大きくなっているような気がしています、、、

着付けのスピードに追われるあまりに、、、
実際お客様を前にすると、時間を気にしすぎて練習でやっていることができない、というかすっとばしてしまうということが常でした。つい雑なやり方になってしまいます。これはわりと長引いて何年もそういう状態だったような気がします。丁寧さ→早さの追求 ではなく逆の工程で練習していった感じだと思います。

ちょうどいい締め加減が分からない
これはボディではなく人に着せることを始めた方は誰でも一度は悩むところかもしれません。崩れなく、丁度良い腰紐や帯の締め加減が分かりませんでした。
特にホステスさんはたくさんお食事されたりお酒を召し上がったりするので苦しい着付けは絶対にできません。お客様に「ゆるく」とオーダーされることが多い環境で着付けをスタートした私は紐が緩めになってしまい、ときに着崩れる、ということがありました。お客様の体型、着物の素材や質感、紐の形状などを考えたうえで自分なりの「カチッ」っとくる締め加減を掴むのは大変でした。

まあ、着付けの悩みは今でも尽きませんが。
最近はお店が暇なこともあり昔のことを思い出したりしています^_^; 
そのせいかコロナ禍では全てのことへの興味がなくなってエネルギーが低下している感じでしたがまた着付けしっかり勉強しようという気がやっと沸いてきました。やっぱり下手ながらに文章を書くというのは頭が整理されて良いのかなぁ


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