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【試行錯誤の記録】オーダーシステム


着物リメイクのオーダーを取り始めて6年、オーダーの取り方(システム)を何度か変えてきました。
振り返りを兼ねてその記録を書いてみました。

誰かの参考になれば。

①窓口をたくさんつくる(minne、メルカリ、ラクマ、creema)

【目的】
幅広い人にアクセスしたい

【手段】
minne、メルカリ、ラクマ、creemaそれぞれにオーダーページ(窓口)を作る

【🆗】
・オーダーが入るようになった
・レビューが見える場所に書かれるようになった

【🆖】
・各サイトのメンテナンスが大変
オーダーメニューの追加や、金額の変更、書いてある表現1つを変えるにしても4倍の時間がかかり、かつ、すべてのサイトで同じ事が書かれているかに神経を尖らすことが負担に。

②窓口を絞る(minne、メルカリ)

【目的】
①の🆖解消

【手段】
当時アクセスが1番多かったメルカリ、作家フォローが手厚いと感じたminneを残した。(minneは当時、和田まおさんが積極的に発信していたことが決め手)


【🆗】
・メンテナンス時間が減った

【🆖】
・オーダー数が増え、着物受け取っても制作開始まで半年かかる。リメイク前の着物が家に溜まり、保管が精神的な負担になる。
・メルカリでは終始「匿名」の方がいて、着物受け取りから半年後に作ると、連絡がとれない(通知に気が付かない)場合があり困る。

③オーダーを止める

【目的】
②の🆖解消

【手段】
オーダーを取らない。

【🆗】
・制作に集中できる

【🆖】
・問い合わせは続くので、「ごめんなさい。いつ再開するか分かりません」と言い続けることに罪悪感を感じる。
・オーダーを再開した時にお客様に来ていただけるか不安になる。

④限定的にオーダー窓口を開ける


【目的】
③の🆖解消

【手段】
毎月1日にオーダーを再開。
5人受付たらオーダーストップにする。

【🆗】
・対応できる人数分だけオーダーが取れる
・着物受け取りから数ヶ月で返送できる


【🆖】
・毎月1日に日が変わるタイミング(深夜)にオーダー問い合わせが来る。深夜にやりとりをさせてしまいお客様に申し訳なくなる。

⑤オーダーを止める

【目的】
考える時間を取る

【手段】
オーダーを取らない。
預かり済みのオーダー制作をしながら、全体の課題を見直す

【🆗】
・ホームページを一新できた(夫に感謝)

⑥窓口は1ヶ所にして常に開ける(←イマココ)

【目的】
私もお客様も都合の良いタイミングで作ったりやりとりしたい

【手段】
・窓口は一本化(ホームページのみ)にする。
・窓口は常に開いていて、並ぶシステム
・期日指定は+料金で対応する

【🆗】
・次のお客様が待ってくれている安心感
・待つことを分かってくれている(と思ってる)ので焦らず一人一人に集中して制作できる
・順番がきたら送ってもらうので保管の負担がない

【🆖】
・長蛇の列に罪悪感


総括

誰得な話を書いてしまいました(まいっか)

「オーダーを受けたい、お客様の着物をリメイクしたい」という気持ちはずーーーっと変わらないものの、システムはコロコロ変わってきました。
試してみて、改善点が見つかって、次の方法を試して…の繰り返し。現状(⑥)にも🆖ポイントはありますし、いつか次の⑦が生まれるのだと思います。

オーダーを受けるというシステム一つとってみても、正解のない、ゴールのないことばかりですね。
こんな私のオーダーのシステムを理解して温かい言葉をかけてくださるお客様たちには、足向けて寝れません(立って寝なきゃ)
また、今もお待たせしている方々、本当にありがとうございます。お客様の順番が毎日少しずつ近づいているのは間違いありませんので、私の存在を忘れない程度にお待ちいただければと思います。

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