見出し画像

ほどよい寸法考 くりこしVer.

最近繰り越しについてよく考えます。
和裁のお師匠さんからは「たくさん繰り越したからといって別に衿が抜けるわけではない」と聞きました。

ではどんな時に繰り越しを多くするのか。
私の手元にある平成初期の資料によると、背が低くやせ型の人は5分の繰り越しで背が高く体格が良くなるにつれ7分・8分と大きくするとよいと書かれていました。

ということは首の太さや肩回りのお肉状況によって変化するという事でしょうか。これまで私は自分用をずっと7分で作っていて他を試したこと無かったので、興味津々。

よくわからないので、とりあえず8分で2枚作ってみました。
悪くないけど残念ながら違いもいまいちわからない。
※158cm/やせ型

これは思い切って1寸の繰り越しにして作ってみるべきか。
1寸にしている友人からは、衿が多く抜けるというよりも最初から肩線が後ろにある感じで楽と。

お客様のデータを拝見してもがっちりされている方には、繰り越し多めの方が多いイメージ。やはり平成初期の資料は正しいのか。

着物ラバーの皆様がどんな理由でどんな寸法が好きなのか教えてもらいたいです🥺

1寸で作ったあかつきには5分、7分、8分、1寸で違いを検証して載せたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?